YH事件・女性労働者への強硬鎮圧写真に、韓国俳優ポン・テギュ(39)が収録を中断させた。

 ポン・テギュは去る22日放送された事件を扱うSBSの番組「しっぽがしっぽを噛むあの日の話」に出演した。

 YH事件は1979年、YH貿易から解雇通告を受けた女性労働者たちが会社運営の正常化を求め、新民党本部党舎で籠城した事件である。当時の新民党総裁・野党代表キム・ヨンサム(金泳三)や国会議員、記者らも共に新民党本部党舎を守ったが、中央情報部(当時の情報機関)が警察1200人を送り、強制排除に出た。警察はこん棒を振り回し、無力な女性労働者を引きずり出した。

 当時、現場にいたという人物は「女性労働者らは髪や胸を掴まれたりした」と証言。特に写真には服を脱がされたまま引きずり出される女性の姿が写し出されており、見る者に衝撃を与えた。

 これを見た俳優ポン・テギュは「収録を少し休んでから始めてもいいか」と収録中断を申し入れ、「こうしたことは一度や二度ではなかったが。それがとても恐ろしい」と述べた。