SHINHWAイ・ミヌ、ソロデビュー10年の単独コンサート…ふてぶてしいこの男

Mことイ・ミヌの単独コンサート「2014 M+TEN TOUR IN SEOUL M STEP」が、ソウル市松坡区(ソンパグ)オリンピック公園オリンピックホールで開かれた。

この日の公演は約4,300席がぎっしり埋まるほど、ファンたちの高い関心の中で成り立った。ファンたちはコンサートが始まるのに先立ち、ステージが暗転するとすぐに「M STEP」という文面が書かれたオレンジ色のペンライトを揺らして「イ・ミヌ」を連呼し、今日の主人公を喜んで迎え入れる準備を終えた。

イ・ミヌは大型スクリーンがふたつに分かれた間から「No Limit」と叫んで登場した。従順に座って歌詞を継続したイ・ミヌは、曲の中盤にバックダンサーたちと合流して余裕あふれるダンスを見せた。彼は興奮のるつぼと化した多くのファンたちに「大声を出して」と雰囲気を一層高めた。

「I’m here」「Minnovation」のステージでは、明るい緑色のレーザーなど様々な視覚効果をはじめ、ビートが強い音楽で公演会場を訪れた観客を喜んだ。イ・ミヌは銀色の輝きが強調された衣装で、さらにきらびやかな演出へ神経を使った。イ・ミヌは「今日は体が砕ける覚悟で皆さんと楽しむ。『M STEP』は再びステップを踏むための気持ちで名前をつけたのだ。おかしくなる準備、踊って歌う準備はできましたか。この空間を皆さんと共にするパーティー会場だと考えて楽しみましょう」と挨拶した。

少し短い挨拶と公演を紹介したイ・ミヌは、次に「Sweet Girl」のステージを広げた。単独でステージの上で着ていたジャケットをそれとなく下ろすなど、粘っこいダンスと歌をリリースして観客席の隅々に視線を送った。ファンの手を握って、息を分けることも欠かさなかった。続いて「Honeyそそのかし」では、リフレイン部分の「Honey」を叫び、観客席を揺らした。

イ・ミヌは粘り強く歌を歌った後、公演会場を訪れたファンたちと赤裸々なトークを交わした。彼は「『If You』の活動をした当時は2006年だったが、その時は太っていた時期だった。皆さんのお肉は元気か。本当に愛らしいお肉だ。皆さん可愛い」と話した。すると観客席では歓声ではなくヤジが飛び出した。これに対しイ・ミヌは「そうです。皆さんは僕が嘘をつくのが分かる」と答えて笑いを誘った。引き続きイ・ミヌは「私は完璧な人です」と気まずそうに話した後「そうです。僕は背が低いでしょう?」と告白した。これに対し観客席からは「大丈夫」という声が続いた。歌手の短所や過ちも笑ってフオローした。さらにイ・ミヌはある男女カップルが公演会場を訪れたことを知り、即興で結婚行進曲の伴奏が流れる中、祝いのメッセージを伝えた。

SHINHWAのメンバーエリックもコンサートに登場してイ・ミヌに力を与えた。エリックは「Taxi」が流れる途中にステージの後ろから現れ、ラップをしながらイ・ミヌを助けた。これと共にステージの前に出てきてイ・ミヌとダンスを消化した。エリックは「ミヌが公演を準備して足を怪我した。公演を上手に出来るか心配したが、しっかりやり遂げたようだ」と明らかにした。2人は即興的に歌も合わせ、大きな意味を加えた。

「2014 M+TEN TOUR」はソウル公演を始め日本や中国などで続く予定であり、イ・ミヌの日本コンサートは来月7日にZEPP TOKYOで進行される。

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