MBLAQイ・ジュン、「19禁ベッドシーンを撮った理由は…」

MBLAQ(エムブラック)のイ・ジュンが、映画『俳優は俳優だ』でスクリーンデビューした。

よく演技と歌を兼業するアイドルグループメンバーを“演技アイドル”と称するが、イ・ジュンをこのような修飾語に閉じ込めておくには惜しい。

▲ハリウッド以降、“刀を磨いだイ・ジュン”

事実イ・ジュンは準基礎がある役者だ。中学校2年の時から演技をしてきたし、MBLAQデビュー前はハリウッド映画『ニンジャ・アサシン』で“ワールドスター”ピ(Rain、本名:チョン・ジフン)の子役として出演した。そんな彼が約5年ぶりに俳優として再デビューしたというのだ。多少遅い印象がある。

彼は「台本は多く入ってきたが、(MBLAQの)活動とかみ合わさってできなかった。本当にしてみたかった作品があって残念に思っていたし、映画に対する欲求も激しかった。しかし団体生活が重要だというのは理解しているので、今回の映画を撮ることができたことを感謝している」と説明した。

10年を磨きあげた。そして選択した作品が『俳優は俳優だ』。目つきと誠実な態度ですぐにキム・ギドク、シン・ヨンシク監督をはじめとする製作スタッフの心をとらえた。観客および評論団の好評も続き、釜山(プサン)国際映画祭にも招待された。しかし彼は「難しくてプレシャーだった」と謙虚な姿を見せた。

彼は「主人公なので最初から最後まで、ひとりで退屈させないようにしなければならないという負担感があった。また、俳優の人生を表現するということが負担なのに、僕は職業が歌手だから、観客の立場からしたら『歌手が俳優を演じるのか』という疑問がわくと思い、さらに負担になった。それで最大限見せなければならないと考えて、誰より多く練習した」と明らかにした。