初回放送「THIS IS INFINITE」、アイドル界の新アイコン“ディスドル”の誕生

Mnet「THIS IS INFINITE」でINFINITEメンバーはリアリティープログラム開始に先立ち、一堂に会して対話を交わした。

この日リーダーソンギュは番組を進行してリーダーシップを発揮した。

ソンギュは「ディスというのは、“これ(THIS)”という意味もあるが、HIPHOPで誰かを非難する時に使ったりもする(DISS)」と説明した。ホヤは「ディスをしてみると、お互いにそこまで傷つかない」と話した。ソンギュは話が終わるとすぐにヒョウ柄の服を着て来たホヤに向かって「ヒョウみたいだ」とディスった。ホヤは明るく笑って「リュ・スンボムだ」と正面から対抗した。

ウヒョンはディスのバトンを受け取って、ソンギュに「髪の毛、ネズミが食い荒らしたの?」と尋ねた。ソンギュはバトンをソンジョンに回して「朝顔を洗わなかったんだよ」と皮肉った。また、何も言わず静かに座っているエルに「ここにエルいるよね。ミョンス(エルの本名)、仕事やりたくないの?握られたい?」と冗談めいた警告をした。

引き続きINFINITEメンバーはリーダーソンギュを評価する時間を持った。ソンジョンは「チームというのはリーダーの役割が重要だ」と話した。ウヒョンは「(ソンギュ兄さんが)隙がないと言えば嘘になる」と説明した。しかしソンギュは自らに94点という高得点を与えた。

ソンギュは「僕以外のメンバーが6人だけど、各自1点ずつくらいは物足りないと思うところがあるだろう」と説明した。エルは「物足りないのは1点だけじゃないはずだけど」と疑問を持った。その他のメンバーもソンギュに対する不満をさく烈させた。ソンジョンは「リーダーを交替してみるのも悪くないと思う」と話した。

“鉄は熱いうちに打て”という言葉に従い、INFINITEのメンバーたちはすぐにリーダーチェンジを始めた。メンバーたちは7つの項目を決め、それぞれの項目に当てはまるメンバーをリーダーにすることにした。メンバーは7種類の項目に分け、各項目に合うメンバーにリーダーの席を一任した。

ひとつ目は決断力。これに対し決断力あるソンジョンがリーダーを引き受けた。リーダーが決定するとすぐにリーダーは絶対的な権力を持つようになり、他のメンバーはリーダーの機嫌を取るのに大忙しだった。しかしリーダーはミッションの前で縮こまった。ソンジョンはメンバーを統率して「7万ウオンで必要な物を揃える」というミッションを遂行しなければならなかった。しかし思い通り動かないメンバーに腹を立てた。特にウヒョン、ソンヨルはソンジョンのお金を横取りしたりもした。ソンジョンはメンバーを許せず、メンバーはソンジョンを理解できなかった。

引き続き統率力の特化しているメンバーにはソンギュが選ばれ、リーダーを引き受けた。ソンギュとメンバーはサービスエリアに立ち寄ってミッションを遂行した。ソンギュのバトンを洞察力があるホヤが、続いて体力に自信のあるソンヨルが、ソンヨルのバトンを協調性があるウヒョンが受けた。ウヒョンの次は消化力に強いエルが、その次は親和力あるドンホがリーダーを務めた。

毎回リーダーチェンジがある度に、メンバーのディスと不満は大きくなった。メンバーはリーダーに向かって「まぬけ」「見栄っ張り」「物足りない」などの非難を吐き出した。しかし本来リーダーになったメンバーは、全員自身の行動について「とても上手できた」「素晴らしかった」と満足した。リーダーとメンバーの相反した反応が笑いを誘った。

Mnetリアリティープログラム「INFINITE!あなたは私のお兄さん」でデビューしたINFINITEが、新しいリアリティープログラム「THIS IS INFINITE」で再び戻ってきた。今回はディス要素を引き出して、また違った素直さでファンの愛に報いることになった。美しくてカッコいい姿ばかり見せようとする他のアイドルたちとは別に、INFINITEの姿は「なるようになる」方式だった。それだけ素直だった。

一言一言が「このままで大丈夫なのか?」と思うほど刺激的だった。特に家族同然のメンバーに向かうディスは爆笑を誘った。まだ番組は始まったばかりだ。約50分間で何回も爆笑を届けたINFINITE。これからどのようなディスで斬新な笑いを与えてくれるのか期待が集まっている。

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