イ・ビョンホンは単なる被害者だったのか、彼女たちの真意は…?

モデルイ・ジヨンが俳優イ・ビョンホンを脅迫した。

「映像を公開する」として50億ウオンを要求した。ここまでは全員知っているだろう。しかし釈然としない点もある。なぜ彼らは警察に通報しなかったのだろうか。もし性的な羞恥心を感じたとすれば、法的な手続きを踏めば良い。50億ウオンを要求したきっかけと背景は、相変らず解けない疑問だ。彼らの出会いもミステリーだ。イ・ビョンホンの所属事務所は「今年6月、知人の紹介で知りあったが、1度も2人だけで会ったことはない」と線を引いた。しかしイ・ジヨンは2人の関係を間接的に暗示した。自身のSNSにイ・ビョンホンから貰ったプレゼントなどをアップした。もちろん今回の事件の本質は脅迫だ。しかし犯行の動機も結果と同じくらい重要だ。イ・ビョンホンは万人のスターでありイ・ミンジョンの夫であるからだ。今回の事件を近くで見守った側近3人に会った。既に知られていること、そして知らされなかったことなどを整理した。

1 その日の夜に起きたこと

その日の夜、イ・ビョンホンはイ・ジヨンに会った。この席にはガールズグループGLAMのダヒもいた。3人はノンヒョンドンにあるイ・ジヨンの家へ移動してワインを飲んだ。そして酒がなくなった。イ・ジヨンがワインを買ってくると席を外した。部屋にはイ・ビョンホンとダヒだけが残った。その間イ・ビョンホンはダヒに性的な話をした。イ・ビョンホンは酔った状態だった。ダヒの動画撮影にも気づけないほどだった。そのような状態で性的羞恥心を誘発する質問を吐き出す、それが動画の全てだ。イ・ジヨンの知人は取材に対して「動画は5本だ。ほとんどは性的な質問をしているものだ」と話した。

2 4者対面、4人で集まった

イ・ビョンホンは遊興業界に従事するAさんを通じて、イ・ジヨンを紹介された。Aさんがイ・ビョンホンと同行し、イ・ジヨンがダヒを連れてきた。彼らはほとんど4人一緒に集まった。Aさんの知人は「少なくとも3ヶ月以上会っていると聞いた。ほとんど4人一緒に集まっていた」としながら「しかし事件当日にはAさんがいなかった。3人だけいた」と伝えた。それにも関わらず、Aさんは今回の事件の転末を知っている1人だ。動画も一緒に確認した。それもそのはずイ・ビョンホンは脅迫を受けたその日、Aさんに助けを求めた。再び、問題が起きたその日、イ・ビョンホン、イ・ジヨン、ダヒ、Aさんは4人で対面した。その場でダヒが動画を再生してイ・ビョンホンは慌て、イ・ジヨンはお金を要求した。

3 「私の妹になぜあんなことをしたんですか?」

もうこの事件に精通した関係者の言葉をそのまま記事にしよう。

「お金が必要なら助けてくれと言うが、この方法しかなかったのか?」(イ・ビョンホン)

「お金のためにこんなことをしているんじゃありません。どうして私が妹のようにかわいがっている子にあんなことが出来るんですか?」(イ・ジヨン)

そしてイ・ジヨンとダヒはイ・ビョンホンにスーツケースを投げた。引き続き「ここにお金を持ってきなさい。そうでなければ動画を公開する」と話した。イ・ビョンホンは「分かった」と話して席を離れた。そしてAさんと会議をした。彼女たちの怖いもの知らずな行動を見た時、単純に金で済まないと判断した。

4 #イ・サンタ、#B、#soulmate

イ・ジヨンはお金を要求した後、もしもの場合に備えてSNSに跡を残した。

8月24日、化粧品セットをアップした。タグは「#present #soulmate #ハート」だ。26日にはアルゼンチンワインの写真(Dragon back)を上げた。「あなたが直接作った私だけのプレゼント、ありがとう」というメッセージを残し、タグには「#soulmate」をつけた。確認の結果、このワインは韓国国内に輸入されていない品だ。その上イ・ビョンホンは今年3月、メンドーサ・ワインフェスティバルの広報大使としてアルゼンチンを訪れた。

イ・ジヨンはエルメスのボディーローションの写真も登録した。「来るたびにプレゼントをいっぱい持ってくるイ・サンタさん〜」と具体的なヒントを残した。名字を明らかにしたのだ。イ・ビョンホンの返事(お金を持ってくること)が遅くなり、イ・ジヨンはより強く圧迫した。29日にはスマートフオンの“VeGa”をアップして「断言するに、あなたは最も完璧な人です」と書いた。引き続きイ・ビョンホンの“B”をイニシャルで残した。“イ・サンタ”に続き“B”まで、イ・ビョンホンであることを暗示するヒントを相次いで投げた。

5 脅迫、釈然としない点

しかしイ・ビョンホンはいわゆる“SNSオンチ”だ。サイバー上で広がる事を全く知らなかった。イ・ジヨンが跡を残すその間、イ・ビョンホンは“自信満々に”警察へ通報した。9月1日、イ・ジヨンとダヒは自身の家の前で緊急逮捕された。2人は警察の調査でイ・ビョンホンに対する脅迫事実を全て認めた。事件は一見「イ・ビョンホンの知名度を悪用した犯罪」として一段落するかのように見えた。イ・ビョンホンは「自身を信じたファンたちと妻に申し訳ない」と直筆の手紙まで書いた。単純な脅迫事件なのだろうか。約2週間の取材の結果、釈然としない点があった。それはまさに「なぜそうしたのだろうか」という疑問。簡単に解けない大きな問題だった。

6 「ただの金V.S.裏切りそしてお金」

イ・ビョンホンとイ・ジヨンの立場には、明確に違う点がある。動機の部分だ。このため関係をはっきりする必要がある。イ・ビョンホンによればイ・ジヨンはただの偶然紹介された人だ。たった一度でも2人で会ったことはない、ただの知人だ。その日のことは酒に酔った失言だという。反面イ・ジヨンは誤解をするのに充分だった。イ・ジヨンの側近は「3ヶ月程、継続的に会った。プレゼントまで貰ったので、一般的な関係以上だと思ったようだ」と伝えた。イ・ビョンホンはただ“お金”が脅迫の目的だと話した。しかしイ・ジヨン側は一種の“裏切り”も作用したと打ち明けた。彼は「ダヒは映像を撮っている時、お金のことまで考えられなかっただろう」としながら「単純に、親しいお姉さんにこの事実(性的な会話)を知らせるべきだという意図が強かった」と話した。それは4者対面の会話からも推測可能だ。イ・ジヨンが「私の妹になぜあんなことをしたんですか?」と追及した部分のことである。

7 「それでも、断言するに、イ・ビョンホンの過失」

イ・ジヨン側が悔しさを訴える点は“関係性”だ。イ・ビョンホンの心変わり(?)が彼女たちを刺激したのだ。当初の出会いも、動画撮影も、お金が目的ではなかったという主張だ。しかし彼女たちが“代価”を望んだ瞬間、3人の関係は豹変した。イ・ジヨンとダヒは脅迫犯になり、イ・ビョンホンは被害者になった。それ以上も、その以下でもない関係になった。脅迫にはどんな正当性もない。過程がどうだろうと、脅迫は犯罪だ。

それでも、イ・ビョンホンを単なる被害者だとは思えない。少なくとも道徳的な非難は避け難い。彼女たちと縁を結んだこと、彼女たちの誤解を招いたこと、動画の口実を提供したこと…それを行ったのは、断言するにイ・ビョンホンだ。

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