対面尋問も視野に…

交際相手から暴行および傷害致傷容疑で訴えられた歌手兼俳優のキム・ヒョンジュンが、今月2日午後9時、ソウル市松坡(ソンパ)警察署に出頭した。

その後4時間余りの調査を終えた翌3日午前1時頃に帰宅した。出頭当時、取材陣の前で「申し訳ない。誠実に調査に臨む」という話を残したキム・ヒョンジュンは、警察署の玄関で待ち構えていた取材陣の目を避け静かに戻った。

キム・ヒョンジュン帰宅後、事件を担当した警察関係者は「キム・ヒョンジュンの陳述内容は、先立って発表した所属事務所の公式報道資料の内容と大して変わらなかった」と調査内容を伝えた。

◆合計4件の暴行容疑、軽い体の小競り合い1件だけを認める

キム・ヒョンジュンの元交際相手と明らかになったAさんは先月20日、キム・ヒョンジュンを傷害致傷および暴行容疑で告訴した。Aさんはキム・ヒョンジュンの暴行によるアザなどの打撲傷で全治2週間、あばら骨の骨折で全治6週間の診断を受け、さらに2件の追加暴行など今年5月から7月まで合計4回に渡って常習的な暴行に遭ったと主張した。

ところが警察の取り調べでキム・ヒョンジュンは、この中で全治2週間に該当する暴行容疑だけ認めた。これは先立って公開した釈明資料で言及した「軽い体の小競り合いがあった」と認めた点だ。

警察関係者は「キム・ヒョンジュンによると、別れを切り出して争っている間に発生した軽い体の小競り合いだったという。偶発的な争いだけで、常習的な暴行はなかったと否認した」と明らかにした。

さらにあばら骨の骨折に対しては「ふざけている時に発生したのだろうと推測した。当時Aさんがケガしたことも認知できなかったと語った」と伝えた。

◆交錯する陳述、対面尋問まで

両側の立場が互角に交錯するだけに、事件が長期化する可能性も提起されている。さらに現在キム・ヒョンジュンは海外ツアー中で召還調査を受けるためには日程を調整しなければならないだけに、期間はより一層伸びかねない。実際に告訴状が受理された時からキム・ヒョンジュンが出頭するまで、12日もかかった。

警察は「両者の立場が引き続き平行線を維持するならば、真実を明らかにするための作業を継続せねばならない。2人の対面尋問も考えている」と明らかにした。そして「いまやっと第1回調査が行われた。今後両者が主張する部分に対し、多角的な検証と捜査がなされるだろう」と予告した。

◆刑事裁判受けるか?可能性は低い

キム・ヒョンジュン事件で問題になった部分のひとつは、傷害立証の有無だった。警察の調査結果、単純暴行ではなく傷害と判断された場合、キム・ヒョンジュンはAさんとの合意の有無とは関係なく刑事裁判を受けなければならない。

ところがこの部分に対しては「まだ可能性が低い」との予想だ。同関係者は「キム・ヒョンジュンの傷害容疑を立証するには、全てに関して曖昧だ。Aさんに傷害を負わせた人がキム・ヒョンジュンだというのも、陳述の他に証拠がない」と話した。そして「両者弁護人どうしでやり取りが行われているようだ。合意の可能性もある」と打ち明けた。

-Copyrights(C) Nocutnews & Jpictures Syndicate-