「虚構を実際のように作り、人々に感動と面白味を与えられた時に幸せを感じる」

アイドルグループ2PMのチャンソン。

彼はグループのメンバーとして、役者として、エンターテイナーとして、ファン・チャンソンはいつも全ての視線が集中する位置に立っていた。そのような彼が、映画『レッドカーペット』で映画俳優としてファンたちの元に帰ってきた。彼が担った役はピンク映画演出部の末っ子、監督志望生テユン。ステージ上に現れた強烈で凝縮された姿から、より一層自由に見える。

-ピンク映画演出部の末っ子役を受け持った。アイドル グループ活動を併行している俳優が引き受けにくい役ではないかと思うが、所属事務所から反対されなかったのか。

「そういったものは全くなかった。もちろん僕が引き受けたい配役や作品に対して恐れがあれば会社と話し合うだろうが、それでも僕がやりたいといえばするのだから。『レッドカーペット』はシナリオが本当に楽しかったので、参加したいという気持ちが強かった。演技をする時、普段からアイドル歌手としての僕のイメージがあるからといって、作品を選択する時もそのイメージに逆らってはいけないという考えは全くしない。」

-いわゆる“音声さんのマイク”を持ったり、様々な雑用をこなす姿が思ったよりもよく似合っていた(笑)。役作りを準備しながら、実際の映画現場で演出スタッフの助けを受けたのだろう。

「そうだ。現場で演出部のスタッフがどのように仕事をするのかよく見た。音声マイクはどのように持つのか観察したり、クロスバックに青いテープを付けたスタッフを見て、僕が直接カバンにテープを付けたりもした。結局、監督がテープはない方が良いと言って剥がされたが(笑)。」

-今までいつもカメラの内側に立つ人だった。カメラの外から中を覗く人物を演じる感想はどうだったか。

「基本的に人というものはまず、自分の立場で物事を考えるではないか。今回テユンを演じて現場で立場の違う方々を観察して、状況と引き受けた役は全て違うが体感する苦痛の大きさは違わないと思った。この映画を通じて現場で一緒に仕事をする方々を、もう少し理解できるようになったと思う。」

-2PMの活動が基本だが、ドラマ『7級公務員』、ドラマスペシャル『あなたのノワール』に出演するなど、演技活動も併行している。

「今後も音楽と演技を共にすることが夢だが、最近その夢を守るのはとても難しいと思う事が多い。どちらかひとつでも逃さないために注がねばならない時間と努力は侮れないから…。それでも演技は機会があれば継続したい。どうせ生きるのだったら、幸せに暮らそうという主義だ。幸せになるなら僕が楽しんで好きなことをしなければならないはずだ。虚構を実際のように作り、人々に感動と面白味を与えられた時、僕は楽しくて幸せだ。多くの方々が喜んでくれればもっと幸せだろう。」

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