MBLAQのコンサート、しばしの別れを控えて本心を語る

ボーイズグループMBLAQが新しい2幕を予告して真心を込めた感謝の言葉と一緒にしばしの間、別れを告げた。

MBLAQは29日夕方、ソウルオリンピック公園オリンピックホールで開催されたMBLAQのコンサート「カーテンコール」を開催した。今回のコンサートは、昨年10月の不和説と解散説を体験した後に開催されるコンサートとして、ファンの歓声はこれまで以上に大きかった。

G.O(ジオ)は「本当にうれしい」と「隅から隅まで行って一人一人に会う」とコンサートに臨む気持ちを明らかにした。続いて「足掛け6年になったので、関節もたくさん老化した」とし「1stや2ndのような姿をお見せするのは難しい」と話して笑いを誘った。

これに対し末っ子のミルが「皆さんも私たちの関節のように生き残らないといけませんよ」と漫才を繰り広げた。スンホは「カーテンコール」という公演タイトルに「久しぶりに皆さんにお会いするのでMBLAQ1幕のすべてを見せるつもりだ」と伝えた。ミルは「みなさんの記憶力のテストも兼ねてデビュー初期の曲もたくさん歌うので応援法を熟知してほしい」と公演観戦ポイントを伝えた。

コンサートはMBLAQ解散説以降初めてMBLAQの口から直接、話を聞くことができる場だった。

公演の終わりが近づくとリーダースンホは「5年という時間がこんなに早く過ぎるとは思わなかった」と言葉を続けることができず涙を流し、ミルとG.Oも涙を見せた。ミルは「事実終わりではないが、いくつかの推測と憶測により、そんな風に見えるようだ」と悩み苦しんだ心境を伝えた。続いて、「とても敏感な問題なので僕たちの口から話すことができず苦しかった。僕たちだけでいつも集まって、ひとり居る時間を作らないようにした。皆さんも心配して聞きたいことも多かったはずなのに申し訳ない」と述べた。

G.Oは「僕は今日までは幸せだと思う。明日が来ないことを願う」と涙を見せて心配をそそった。イジュンは「一緒に楽しんで、涙を流すような場を共にすることになって光栄に思っている」とし「2009年から2014年まで、僕たちの味方になってくれてありがとうございます。今後も感謝していくだろう」と述べた。涙まみれになったMBLAQはファンクラブA+のためのファンソング「You’re My+」を歌って愛を伝えた。

続いてアンコール舞台が始まる前の大画面には、MBLAQ5人の率直な心境が含まれたナレーションと映像が出てきた。

映像の中でスンホは「各自の道を行くことになっても、常にMBLAQという名前が忘れられないように努力する」としばらくの別れを示唆した。G.Oも「ちょっとの別れは、MBLAQではなく、ひとり、一歌手としての変化が必要だからである。より良い姿でお会いするまでMBLAQを応援してくれ」と言った。イジュンは「仕事も一生懸命して軍隊もしっかり行って来て恥ずかしくない姿を見せたい」と伝えた。

アンコール舞台に立ったMBLAQは本心を伝えた。スンホは「脱退説、不仲説などがあったが、決定されたことはない」とし「何も信じずに、僕たちの言葉だけを聞いてほしい」と話した。

続いてMBLAQのメンバー5人は、マイクを下ろして本心を込めてファンに叫んだ。90度の挨拶と一緒に「ありがとうございます」と叫ぶMBLAQからファンに向けた本心だけが確かに感じられた。約束のない“待ち”が始まったが、ファンに向けたその熱い思いがMBLAQを忘れないようにしてくれると思われる。