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HYBE第3四半期売上高1兆5,257億ウォン BTSツアーとマルチホーム戦略で過去最高業績を更新

HYBE第3四半期売上高1兆5,257億ウォン BTSツアーとマルチホーム戦略で過去最高業績を更新

2026年11月4日、エンターテインメント大手のHYBEが2026年度第3四半期の決算を発表しました。発表された業績は非常に好調で、四半期ベースでの過去最高記録を更新するという快挙を達成しています。この好業績の背景には、同社を代表するアーティストの大規模なワールドツアーや、多様なアーティストを軸とした戦略が大きく貢献しています。

目次

HYBE第3四半期決算の概要 過去最高の業績を更新

HYBE第3四半期売上高1兆5,257億ウォン BTSツアーとマルチホーム戦略で過去最高業績を更新
第3四半期の主要業績

売上高は1兆5,257億ウォン、営業利益は1,885億ウォンを記録し、売上高・営業利益の両方で四半期基準の過去最高値を更新しました。営業利益率は12.4パーセントと、収益性の高さも示しています。これにより、前四半期に最高記録を出したばかりの業績を、わずか1四半期でさらに上回るという驚異的な成長を見せました。

同社によると、第3四半期までの累計売上高は3兆6,740億ウォンの大台に到達し、営業利益も4,000億ウォンを突破したとのことです。これは、同社がK-POP企業の枠を超え、グローバルなエンターテインメントプラットフォームとして構造的に進化したことを数値で証明するものだとしています。

業績を牽引した大きな要因は、公演部門の飛躍的な成長です。第3四半期だけで7,268億ウォンの売上を計上し、こちらも過去最高記録を更新しました。この数字は、1公演あたり7万人規模の観客を動員する大規模なワールドツアーを展開したグループの活躍が大きく寄与しています。特に、BTSの『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’』の北米・欧州ツアーが本格化したことが、業績の大きな柱となりました。

前四半期に記録した最高業績を瞬く間に更新した背景には、多様なアーティストによる継続的なツアー活動があります。ENHYPENをはじめ、LE SSERAFIM、&TEAM、BOYNEXTDOOR、TWS、ILLIT、KATSEYE、CORTISなど、多くのグループが第3四半期を通じてツアーを行い、ファンとの直接的な接点を拡大しました。

アーティスト活動が生み出す直接参加型売上 公演と音盤が両輪で成長

今回の好業績を支えたのは、アーティストの活動そのものから生まれる「直接参加型売上」です。その中でも、公演部門と音盤・音源部門の両輪が強く回り、過去最高の数字を更新しました。これにより、同社の収益構造が単一の収入源に依存せず、安定した成長を実現していることが分かります。

公演部門の売上高は、四半期ベースで過去最高となる7,268億ウォンを記録しました。これは、多数のアーティストが世界規模でツアーを展開した結果です。1公演あたり7万人規模の観客を動員した大規模なスタジアムツアーを成功させたグループをはじめ、多くのアーティストの活躍が貢献しています。

  • BTS(北米・欧州ツアー)
  • ENHYPEN(南米・北米ツアー)
  • LE SSERAFIM、&TEAM、BOYNEXTDOOR、TWS、ILLIT、KATSEYE、CORTIS(ツアー活動)

一方、音盤・音源部門も、新旧の楽曲が相乗効果を発揮し、2,828億ウォンの売上高を達成しました。この数字を牽引したのは、主要チャートで1位を獲得するなど世界的に高い評価を得た作品です。

音盤・音源部門の牽引役

8月にリリースしたミニアルバムが、米ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」で1位を獲得したENHYPENを筆頭に、&TEAM、KATSEYE、TOMORROW X TOGETHERのYEONJUN、EVANなどが相次いで楽曲をリリースしました。また、発売から約4カ月で累計アルバム販売数400万枚を突破したCORTISのThe 2nd EP 『GREENGREEN』や、ワールドツアーを皮切りに再び成長基調を示したBTSの楽曲、KATSEYEのストリーミング実績など、多角的な要因が売上拡大に寄与しています。

公演と音盤・音源という二つの柱が、アーティストとファンの直接的な結びつきを強固にしながら、同時に事業の収益基盤を強化している構図が見て取れます。

MD・ライセンスなど間接参加型売上も大きく成長

グローバルなエンターテインメントプラットフォームへの進化を象徴するのが、アーティスト活動から直接生まれる収入だけでなく、関連商品やライセンスなど「間接参加型」の収益が大きく伸びた点です。これにより、同社の収益基盤がますます多様化し、安定した成長を実現できる構造へと強化されています。

MD・ライセンス部門で3,346億ウォンの過去最高売上

第3四半期、MD(商品)およびライセンス部門は四半期ベースで過去最高となる3,346億ウォンの売上高を記録しました。この好業績の背景には、商品企画から生産、流通までの一連のプロセスにおける構造的な改革がありました。具体的には、生産ラインの多角化による安定供給体制の構築や、専用プラットフォーム上での会場受取サービスなど、ファンにとっての購買利便性を最大化する様々な取り組みが功を奏しています。

ポイント

これまで、ツアー関連商品の売上はツアー初期に集中する傾向がありました。しかし、企画・生産・流通の各段階で現地の状況に合わせた最適化(現地化)を進めることで、ツアー期間を通じて持続的な購買を促すことに成功しました。これは単に大規模なツアーに依存するのではなく、ファン体験そのものの質を高める戦略の成果と言えます。

BTS北米ツアーでMD販売数200万個を記録

この新しい戦略がもたらした具体的な成果が、同社を代表するアーティストの大規模な北米ツアーで顕著に表れています。45日間にわたる12都市の公演期間中、関連商品の販売会場には約100万人のファンが訪れ、販売された商品の総数は200万個に達しました。これは、従来の販売パターンを大きく変え、ツアー期間全体を通じて活発な購買活動が継続したことを示す数字です。

ファンにとっては、多様な商品をタイムリーに入手できる利便性が高まり、より充実したライブ体験が可能になりました。一方、企業側にとっては、収益の平準化と安定化に大きく貢献しています。同社は、この成功モデルを他のアーティストのツアーにも展開していく方針を示しており、今後もアーティストの活躍に連動した多角的な収益拡大が期待されます。

「マルチホーム・マルチジャンル」戦略の成果 KATSEYE、&TEAMのグローバル躍進

今回の過去最高業績は、単に既存の強みを伸ばしただけではありません。「マルチホーム・マルチジャンル」戦略の下で育成された新たなアーティストたちが、世界の音楽シーンで確固たる地位を築き始めたことが、収益の多様化と持続的な成長を支えています。特に、グローバル市場で急成長を遂げるグループの活躍が目覚ましいです。

KATSEYEがBillboard 1位、ワールドツアー完売

音楽性はもちろん、事業的側面においても現地化に成功したKATSEYEは、グローバル規模でその存在感を急拡大しています。2026年8月にリリースした3rd EP『WILD』は、米ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」で1位を達成しました。さらに、新曲「Animal」が12週連続でチャートインするなど、多数の楽曲が同国のメインシングルチャート「Hot 100」にランクインしました。

KATSEYEの勢いは止まらず、ワールド・ツアー「THE WILDWORLD TOUR」の一環として10カ国・27都市を巡るヨーロッパ・北米ツアーの全31公演は、すでに完売しています。また、世界的ファッション・イベント「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー2026」にも出演し、メインストリームのアイコンとしての地位を確立しました。KATSEYEは、引き続き2027年もアジアおよびオセアニアツアーを計画しており、またインド・ムンバイで開催される「Lollapalooza India 2027」のヘッドライナーを務める予定です。

&TEAM、日本で単独ドーム公演成功

世界第2位の音楽市場である日本を拠点に活動している&TEAMも、強固なファンダムを築き上げています。&TEAMは、ベルーナドームで初の単独ドーム公演を成功させ、さらにHYBE AMERICAが手がけるラテンボーイグループ SANTOS BRAVOSとのコラボレーションを通じて、グローバルなファンとの接点を広げています。

戦略を支える仕組み

こうしたグループのグローバル展開をさらに加速させるため、同社は2026年10月に「HYBE Global Label Services」を発足させました。今後、韓国、アメリカ、ラテンアメリカ、日本、インドなどの各拠点で、アーティストの活動を全方位的に支援するマーケティング・プロモーションのインフラとして機能する予定です。

同社の決算発表によると、今回の業績は、単一のアーティストや市場に依存しない、構造的に進化したグローバルなエンターテインメント・プラットフォーム企業としての姿を数値で証明したものといえるでしょう。多様なアーティストがそれぞれの強みを発揮し、相互に補完し合う「マルチホーム・マルチジャンル」戦略が、今後も同社の成長の原動力となりそうです。

ファンとして知っておきたいHYBE成長の背景と今後の展望

今回の好業績は、単なる一時的な売上増加ではなく、企業そのものの構造変化と、ファンの「推し活」が収益に直接・間接的に結びつく新しい成長モデルが確立された結果です。アーティストの活動と、それに付随する商品や体験が有機的に連動することで、収益の「量」と「質」の両面を高めています。これは、単一の収入源に依存しない、より持続可能なビジネスモデルへの進化を意味します。

推し活と会社の成長がリンク

コンサートチケットを購入し、会場でグッズを買う。新曲をストリーミングで聴き、アルバムを購入する。こうしたファン一人ひとりの行動が、直接参加型と間接参加型の両売上を押し上げ、企業の成長に直接貢献している構造が明確になりました。あなたの「推し活」が、より豊かなエンターテインメント体験の創出へと還元されているのです。

「K-POP企業」から「グローバルエンタメプラットフォーム」への進化

同社によると、今回の業績は「K-POP企業を超え、グローバルなエンターテインメント・プラットフォーム企業へと構造的に進化したことを数値で実証している」としています。その核心は、公演や音源といった「直接参加型」と、グッズやライセンスなどの「間接参加型」が相互に強化し合う好循環にあります。

例えば、大規模なワールドツアーは直接的な収入をもたらすだけでなく、会場限定グッズの販売や、関連するデジタルコンテンツの需要を喚起します。この連鎖により、アーティストの人気が単発のイベント収益を超え、多角的な価値創造へとつながっています。

推しの活動が会社の成長にどう繋がるのか

発表では、BTSのツアーにおけるグッズ販売の成功モデルが紹介されています。従来はツアー初期に集中していた購買を、ツアー期間全体を通じて持続させる取り組みにより、約100万人が販売会場を訪れ、200万個のグッズが売れたとしています。これは、単に公演規模に頼るのではなく、商品企画から流通までの現地化と体験の多様化が奏功した結果です。

この成功パターンは、今後他の所属アーティストのツアーにも展開されるとされています。つまり、あなたの推しが今後大規模ツアーを行う際には、より洗練された現地グッズや便利な購入方法が提供される可能性が高まるのです。

また、同社の「唯一無二のファンダメンタル」であるBTSについては、来年の上半期までワールドツアーを継続し、さらなる音楽制作や多彩なプロジェクトを推進していく見通しが示されています。グループの活動が長期にわたり、多様な形で展開されることは、ファンにとって大きな期待材料となるでしょう。

HYBEの「マルチホーム・マルチジャンル」戦略とは何ですか?

複数の国や地域を拠点とするレーベルを擁し、様々なジャンルのアーティストを育成・展開する戦略です。今回の決算では、KATSEYEや&TEAMなど、多様な背景を持つグループのグローバルな成功が、この戦略の成果として数値で示されました。

ファンとして、この成長は私たちにどんなメリットがありますか?

企業の安定した成長は、アーティストの活動を長期的かつ多角的に支える基盤となります。より大規模で質の高い公演の開催、多様なグッズの開発、デジタルコンテンツの充実など、ファン体験の向上に直接つながる可能性が高まります。

今後のHYBEの動向として注目すべき点は?

2026年10月に発足した「HYBE Global Label Services」の動きに注目です。これは、世界各国の拠点でアーティストの活動を包括的に支援するインフラで、今後さらにグローバルな展開が加速することが期待されます。また、BTSの来年上半期までのツアー継続も大きな注目点です。

本記事は「株式会社HYBE JAPAN」が配信したプレスリリースを元に執筆しています。

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