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aespaソウル公演が韓国初の4K・ドルビーアトモスで映画館生配信 高品質ライブビューイング実現

aespaソウル公演が韓国初の4K・ドルビーアトモスで映画館生配信 高品質ライブビューイング実現

2026年9月9日、ヒビノ株式会社は、同グループのヒビノイマジニアリング株式会社が提供する映画館向け高品質配信サービス「JUUQX(ジュークエックス)」が、aespaのワールドツアーライブビューイングに採用され、韓国初となる4K・ドルビーアトモスによる劇場生中継を実現したと発表しました。

目次

aespaソウル公演を映画館で高品質生中継

aespaソウル公演が韓国初の4K・ドルビーアトモスで映画館生配信 高品質ライブビューイング実現

今回のライブビューイングは、2026年8月7日にソウルの高尺スカイドームで開催された「2026-27 aespa LIVE TOUR – SYNK : COMPLaeXITY」を、韓国国内の劇場にリアルタイムで配信する形で実施されました。

配信先は、韓国を代表するマルチプレックス、メガボックスの4劇場です。

  • メガボックスCOEX店
  • 木洞(モンドン)店
  • 九宜(クイ)イーストポール店
  • 上岩(サンアム)ワールドカップ競技場店

韓国初の4K・ドルビーアトモス劇場ライブビューイング

これまで韓国でも、日本と同様に映画館でのライブビューイングは2K解像度とステレオ音声が主流でした。しかし、今回採用された「JUUQX」サービスは、4K/59.94fps・55Mbpsという高画質映像と、ドルビーアトモスによる立体音響を組み合わせて配信。映画館が本来備える高精細な4Kシネマプロジェクターや音響システムの性能を最大限に引き出した、これまでにない高品質な体験を実現した点が大きな特徴です。

この技術により、会場の臨場感や没入感を、劇場という別の空間でより忠実に再現することが可能になりました。発表によれば、これは韓国において映画館で上映するドルビーアトモスを用いたコンサートのライブ配信としては初の試みとなります。

上映劇場と配信仕様

今回の配信は、以下のような高スペックな仕様で行われました。

イベント概要

公演名
2026-27 aespa LIVE TOUR – SYNK : COMPLaeXITY

上映日
2026年8月7日(金)

配信仕様
映像:4K UHD(3,840×2,160 / 59.94p)
音声:Dolby Atmos®(7.1.4ch再生)

技術の核「JUUQX」が実現した高品質と安定性

aespaソウル公演が韓国初の4K・ドルビーアトモスで映画館生配信 高品質ライブビューイング実現

今回のライブビューイングで、高画質・高音質の中継を支えたのが配信サービス「JUUQX」です。これまで韓国では、映画館での非映画コンテンツ上映は、2K解像度とステレオ音声による配信が主流で、劇場が持つ4Kシネマプロジェクターや立体音響システムの性能を十分に活かしきれていませんでした。JUUQXはこの課題を克服する新しい選択肢として、映画館設備のポテンシャルを最大限に引き出すことを目指しています。

今回の配信では、4K UHD(3,840×2,160)かつ59.94fps、転送レート55Mbpsという高スペックな映像と、ドルビーアトモスによる立体音響を組み合わせて送信しました。圧倒的な情報量を持つ映像と音声データを、極力圧縮による劣化を抑えながら安定して届けることで、映画館ならではの没入感を損なわない高品質なライブビューイングを実現したのです。

映画館設備のポテンシャルを最大限に活用

JUUQXの特長は、単に高画質・高音質を実現するだけでなく、その品質を映画館の上映設備で余すことなく再現することにあります。配信されるコンテンツのスペックが低いと、せっかくの高性能な劇場設備が活かせません。しかし、今回のように4Kとドルビーアトモスという高品位なソースを提供することで、劇場が本来持つ鑑賞環境のクオリティを、ライブ配信でも享受できるようになりました。

配信を支える二重の安定設計

一方で、配信型の興行で最も重要なのが「安定性」です。万が一上映が中断すれば、観客の体験は大きく損なわれてしまいます。JUUQXは、このリスクを低減するために二つの独自機能を備えています。

STEP
ストリーミングバッファ機能

最大300秒の再生バッファを設けることができます。一時的な回線障害や通信速度の変動をこのバッファが吸収するため、上映が突然途切れるリスクを実質的に無くし、途切れない感動体験を提供します。

STEP
タイムシフト機能

コンテンツをクラウド上に一時保存することで、万が一停電などの不測のトラブルで上映が中断した場合でも、任意の再生ポイントから即座に再開できます。上映中止や体験機会の損失という最悪の事態を防ぐ安全装置の役割を果たします。

技術の信頼性

これらの機能により、JUUQXは単に品質が高いだけでなく、配信インフラとしての信頼性も兼ね備えています。主催者や劇場側にとって、上映トラブルは大きなリスクです。技術的な安定性が担保されることで、今後より多くの高品質なライブビューイングの開催が期待できるでしょう。

関係者コメントから見るライブビューイングの新可能性

aespaソウル公演が韓国初の4K・ドルビーアトモスで映画館生配信 高品質ライブビューイング実現

今回の高品質ライブビューイングの実現には、配信技術を提供する側、劇場を運営する側、そして音響・映像制作を担う側など、多くの関係者が関わりました。各社のコメントからは、この取り組みが単なる「遠隔中継」を超えた新たな価値を持っていることがうかがえます。

劇場運営側の評価

上映を実施した劇場チェーン、Megabox JoongAngは、韓国唯一の「Dolby Cinema」パートナーとして、今回のライブビューイングについて以下のように評価しています。

臨場感と没入感を高めたライブビューイングコンテンツの新たな可能性と、劇場という空間が持つ価値を改めて確認することができました。

このコメントは、従来の2K・ステレオ配信では実現が難しかった「没入感」を、4K・ドルビーアトモスという劇場設備の性能をフルに活用することで高められたことを示しています。単に「ライブを見られる場所」としてではなく、「ライブの臨場感を増幅・再現できる特別な空間」としての劇場の新たな役割が、ここで浮き彫りになりました。

音響制作・技術提供側の想い

一方、音響制作を担当したAUDIOGUY Inc.からは、「国や場所にとらわれることなく、ライブ会場の臨場感を映画館で共有できる新たな可能性を実感した」とのコメントが寄せられており、技術の進化が地理的制約を解き放つ未来を暗示しています。

配信サービス「JUUQX」を提供する技術側からは、サービス開発の根底にある想いが語られています。

JUUQXは、映画館という最高の視聴環境で、制作側の意図した熱狂を余すことなく再現するために誕生しました。

この言葉に込められたのは、単に高画質・高音質を届けるという以上の、「クリエイターの意図」や「会場の熱気」そのものを、距離を超えて再現したいという強い理念です。

ポイント

関係者各社のコメントは、高品質ライブビューイングが「便利な代替手段」から「新たな体験価値を生むコンテンツ」へと進化したことを物語っています。これは、ファンが推しのライブを、より深く、より没入的に楽しむための選択肢が広がったことを意味します。

K-POPファンにとってのメリットと今後の展望

aespaソウル公演が韓国初の4K・ドルビーアトモスで映画館生配信 高品質ライブビューイング実現

今回の高品質ライブビューイングは、チケットが取れなかったり遠方に住んでいたりするファンにとって、これまでにない新しい推し活の選択肢を提示するものです。映画館という空間で得られる臨場感は自宅での視聴とは全く異なり、ライブ会場の空気感に限りなく近づけます。さらに、この取り組みは今回の公演だけに留まらず、今後のエンターテインメント体験を大きく変える可能性を秘めています。

従来のライブビューイングとの違い

これまでの映画館でのライブビューイングは、解像度や音声の品質に限界があり、劇場の設備を十分に活かしきれていませんでした。今回実現した技術は、このギャップを埋める画期的な進歩です。

比較項目従来の主流今回の事例
映像品質2K解像度4K UHD (3,840×2,160)
音響ステレオ音声ドルビーアトモス® (立体音響)
再現される臨場感ライブ中継の視聴感映画館設備を最大活用した没入体験

この技術的な進化により、自宅のテレビやスマートフォンでは味わえない、圧倒的な大画面と全身を包み込むような高音質サウンドを体験できます。特に、アーティストの細やかな表情やステージ上の動き、そして観客の歓声が立体的に再現されることで、「現地にいるような感覚」を得られることが最大の魅力です。

日本での展開可能性に期待

今回のサービスは、世界標準のシステムに対応しており、国境を越えた高品質配信が可能です。つまり、将来、日本で開催されるK-POPグループのコンサートを海外の劇場で観たり、その逆も技術的に可能だということです。これは、グローバルに活躍するアーティストのファンにとって非常に大きな意味を持ちます。

ファンにとってのメリット
  • チケット入手困難な人気公演を、高品質で体験できる新たな選択肢が生まれる。
  • 遠方のため現地に行けないファンが、ライブに近い臨場感を味わえる。
  • 映画館という特別な空間で、同じ趣味を持つファンと一体感を共有できる。

また、発表によれば、この技術はコンサートだけでなく、スポーツ観戦や演劇、さらにはファンミーティングなど、多様なジャンルのイベントへの応用も視野に入れています。これは、エンターテインメントを楽しむ方法そのものが、より豊かで多様になっていくことを示唆しています。

技術の進歩により、「どこにいても最高の体験を」というファンの願いが、現実のものになりつつあります。今回の事例は、その未来を感じさせる第一歩と言えるでしょう。

aespaと関連企業について

今回のライブビューイングの成功は、アーティストと、技術・演出の各分野を担う専門企業群が連携した結果です。主催企業から配信技術、音響・映像制作まで、多数のプレイヤーがそれぞれの強みを発揮しました。

aespaの活動概要

今回の公演の主役であるグループは、2020年にデビューしたグローバルグループです。デビュー後、数々の世界的ヒット曲を生み出し、日本でも大きな人気を集めています。2026年には、初の日本ドームツアーを開催するなど、その活動はますますグローバルに広がっています。

グループの特徴

所属事務所の独自の世界観と、デジタルとリアルを融合させた革新的なコンセプトで知られ、世界中のファンを魅了し続けています。

技術を支えた企業群

高品質な配信を実現するためには、コンサート会場の音響・映像制作、劇場への安定配信、そして劇場側の上映環境など、多岐にわたる技術が必要です。今回のプロジェクトでは、以下のような専門企業がそれぞれの役割を担いました。

  • 主催・主管:グループを所属・マネジメントする総合エンターテインメント企業。
  • 劇場運営:韓国を代表するマルチプレックス。ドルビーシネマ提携劇場を運営し、ライブビューイング上映を実施。
  • 音響制作:ドルビーアトモスを活用した没入型音響の制作を専門とする会社。会場での音響ミキシングを担当。
  • 映像制作:大型コンサートのライブ映像制作・中継を手掛ける会社。独自のカラーグレーディング技術を用いた中継を担当。
  • 配信技術:映画館上映システムの設計に60年以上の歴史を持つ技術集団。高音質・高画質配信サービス「JUUQX」を提供。

特に配信技術を担った企業は、長年映画館の環境構築に携わってきたノウハウを活かし、劇場の高性能な設備を最大限に引き出す配信サービスを開発。今回、その技術力が韓国市場での実証の場で発揮されました。

関連リンク

本記事は「ヒビノ株式会社」が配信したプレスリリースを元に執筆しています。

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