【MAMA AWARDSの歴史を徹底解説】受賞者や名場面からK-POPの進化を追う!

「MAMA AWARDS」は、アジア最大級の音楽授賞式として、K-POPの歴史と共に歩んできました。本記事では、MAMA AWARDSの歴史を初代から紐解き、その変遷を年表で分かりやすく解説。さらに、毎年の受賞者や名場面、社会現象を巻き起こした出来事なども振り返りながら、K-POPの進化と軌跡を辿ります。K-POPファン必見の情報が満載!

目次

MAMA AWARDSとは?

「MAMA AWARDS」とは、韓国のエンターテインメント企業 CJ ENM が主催するアジア最大級の音楽授賞式です。旧称は「Mnet Asian Music Awards」。1999年に「Mnet 영상음악대상」としてスタートし、2009年より現在の名称に改称されました。毎年11月から12月にかけて開催され、その年のK-POPシーンを代表するアーティストたちが集結し、華麗なパフォーマンスを披露します。

MAMA AWARDSは、単なる音楽授賞式ではなく、K-POPというジャンルを通じてアジア、そして世界中のファンとアーティストを繋ぐ一大イベントとしての役割も担っています。

MAMA AWARDSの歴史と変遷:年表で見る歩み

開催地 主な出来事
1999年 韓国 Mnet 영상음악대상としてスタート
2009年 韓国 Mnet Asian Music Awardsに名称変更
2010年 マカオ 初の海外開催
2011年 シンガポール
2012年 香港
2013年 香港
2014年 香港
2015年 香港
2016年 香港
2017年 ベトナム、日本、香港 3地域開催
2018年 韓国、日本、香港 3地域開催
2019年 日本
2020年 オンライン 初のオンライン開催
2021年 オンライン
2022年 大阪

【1999年 – 2009年】MAMA AWARDS黎明期:韓国音楽界の礎を築く

1999年:Mnet 영상음악대상としてスタート

1999年、韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」が主催する音楽授賞式として「Mnet 영상음악대상」が誕生しました。

当時の韓国では、IMF経済危機の影響が色濃く残り、国民は閉塞感に包まれていました。その中で、「Mnet 영상음악대상」は、人々に夢と希望を与える一大イベントとして注目を集めました。

第一回目の授賞式は、H.O.T.やS.E.S.、젝스키스 (Sechs Kies) などのアイドルグループが受賞し、当時のK-POPシーンを象徴するような結果となりました。

2000年:韓国音楽シーンの隆盛を反映

2000年代に入ると、韓国音楽シーンは、g.o.dやBoA、Rainなど、実力派アーティストが次々と登場し、黄金期を迎えました。

「Mnet 영상음악대상」も、年々規模を拡大し、韓国を代表する音楽授賞式としての地位を確立していきます。

2001年:新たな試みと海外アーティストの参加

2001年には、インターネットを利用した一般投票が導入され、ファンが積極的に参加できる授賞式へと進化しました。

また、海外アーティストとして、アメリカのR&Bグループ、112が参加し、授賞式に華を添えました。

2002年:デジタル時代の到来と音楽市場の変化

2000年代に入ると、インターネットや携帯電話の普及により、音楽市場はデジタル化の波に大きく影響を受けます。

「Mnet 영상음악대상」も、デジタル音源配信サービスの普及に対応し、デジタル音源部門を新設するなど、時代の変化に対応していきます。

2003年:韓流ブームの兆し

2003年には、ドラマ「冬のソナタ」の大ヒットをきっかけに、韓国ドラマや音楽がアジア各国で人気を博す、「韓流ブーム」が始まります。

「Mnet 영상음악대상」も、アジアからの注目を集めるようになり、授賞式の様子は、日本や中国など、アジア各国に衛星生中継されるようになりました。

2004年:アジアへの進出

「韓流ブーム」の広がりに伴い、「Mnet 영상음악대상」は、アジアへの進出を本格化させます。

2004年には、韓国国外で初めてとなる授賞式を、中国の上海で開催しました。

2005年:音楽ジャンルと授賞式の多様化

K-POPシーンでは、東方神起やSuper Juniorなど、ダンスパフォーマンスに優れたアイドルグループが人気を集める一方、SG WannabeやBuzzなど、実力派バラードグループも台頭し、音楽ジャンルの幅が広がりました。

「Mnet 영상음악대상」も、このような音楽シーンの多様化に対応し、R&B部門やヒップホップ部門などを新設するなど、授賞式のカテゴリーを拡大しました。

2006年:オンライン投票の導入とファン参加型のイベントへ

2006年には、オンライン投票システムを導入し、ファンがより積極的に参加できる授賞式へと進化しました。

また、レッドカーペットイベントを初めて開催し、ファンとアーティストとの距離を縮める試みを行いました。

2007年:新人アーティストの発掘と育成

2007年には、Wonder Girlsや少女時代など、その後、K-POPを代表するガールズグループがデビューしました。

「Mnet 영상음악대상」も、新人アーティストの発掘と育成に力を入れるようになり、「新人賞」部門を新設しました。

2008年:世界的アーティストとのコラボレーション

2008年には、アメリカのR&B歌手、ニーヨが「Mnet 영상음악대상」に出演し、韓国のアーティストとのコラボレーションステージを披露しました。

このコラボレーションは、世界中の音楽ファンから注目を集め、「Mnet 영상음악대상」が、アジアを代表する音楽授賞式へと成長しつつあることを印象づけました。

2009年:Mnet Asian Music Awardsへ名称変更

2009年、「Mnet 영상음악대상」は、「Mnet Asian Music Awards (MAMA)」に名称変更しました。

名称変更には、「Mnet Asian Music Awards」を、アジアを代表する音楽授賞式として、さらに発展させていきたいという、主催者側の強い意志が込められていました。

【2010年 – 2019年】MAMA AWARDS黄金期:アジアへ、そして世界へ

2010年:初の海外開催 – マカオ

2010年、「MAMA」は、韓国を飛び出し、マカオで初めて海外開催されました。

初の海外開催となった「MAMA」は、アジア各国から多くのファンが詰めかけ、大盛況のうちに幕を閉じました。

2011年:シンガポールでの開催 – グローバル化を加速

2011年には、シンガポールで「MAMA」が開催されました。

シンガポールでの開催を機に、「MAMA」は、アジアだけでなく、世界を視野に入れた音楽授賞式へと進化を遂げていきます。

2012年:香港へ進出 – アジアのハブ都市での開催

2012年、「MAMA」は、香港で開催されました。

香港は、アジアのエンターテインメントの中心地であり、多くの国際的なイベントが開催されています。

香港での開催により、「MAMA」は、世界に向けて発信する力をさらに強めました。

2013年:3ヶ国同時開催 – 新たな試みで話題に

2013年、「MAMA」は、韓国、香港、日本の3ヶ国で同時開催するという、前代未聞の試みを行いました。

3ヶ国同時開催は、大きな話題となり、「MAMA」の名前を世界中に轟かせました。

2014年:再び香港へ – 韓流ブームの再燃

2014年、「MAMA」は、再び香港で開催されました。

この年は、EXOやBIGBANGなど、人気アイドルグループが多数出演し、韓流ブームの再燃を感じさせる授賞式となりました。

2015年:香港での2日間開催 – スケールアップ

2015年、「MAMA」は、2日間にわたって香港で開催されました。

2日間開催により、「MAMA」は、さらにスケールアップし、単なる音楽授賞式ではなく、音楽フェスティバルとしての様相を呈してきました。

2016年:香港での3日間開催 – 音楽フェスティバルへ進化

2016年、「MAMA」は、3日間にわたって香港で開催されました。

音楽授賞式だけでなく、K-POPアーティストによるライブパフォーマンスやファンミーティングなど、様々なイベントが開催され、まさに「音楽の祭典」と呼ぶにふさわしい3日間となりました。

2017年:ベトナム、日本、香港の3地域開催

2017年、「MAMA」は、ベトナム、日本、香港の3地域で開催されました。

アジア各国を舞台に開催された「MAMA」は、K-POPのグローバルな人気を改めて証明する形となりました。

2018年:韓国、日本、香港の3地域開催

2018年、「MAMA」は、韓国、日本、香港の3地域で開催されました。

BTSやTWICEなど、世界的な人気を誇るK-POPアーティストが多数出演し、授賞式を盛り上げました。

2019年:日本で2日間開催

2019年、「MAMA」は、日本で2日間にわたって開催されました。

日本での開催は、2017年以来2回目となり、多くのファンが詰めかけました。

【2020年 – 現在】MAMA AWARDS新時代:オンライン開催と新たな挑戦

2020年:初のオンライン開催 – 世界中のファンを魅了

2020年、「MAMA」は、新型コロナウイルスの影響により、オンラインで開催されました。

初のオンライン開催となった「MAMA」でしたが、世界中のファンが視聴し、大盛況のうちに幕を閉じました。

オンライン開催により、「MAMA」は、場所に縛られることなく、世界中のファンと繋がることができるイベントへと進化しました。

2021年:オンライン開催継続 – 新人賞4部門 신설

2021年、「MAMA」は、2年連続でオンラインで開催されました。

オンライン開催のノウハウを活かし、さらにパワーアップした演出やパフォーマンスで、ファンを魅了しました。

また、新人賞が4部門に増えるなど、新たな試みも行われました。

2022年:大阪で開催

2022年、「MAMA」は、3年ぶりにオフラインで開催され、日本の大阪が舞台となりました。

オンライン開催で培った技術を駆使し、オフラインとオンラインを融合させた新しい形の音楽授賞式として、大きな注目を集めました。

MAMA AWARDSの受賞記録

最多大賞受賞アーティスト

アーティスト 大賞受賞回数
BTS 12
EXO 6
BIGBANG 4

最多受賞アーティスト

アーティスト 受賞回数
BTS 48
EXO 14
BIGBANG 13

MAMA AWARDSの名場面

  • 2017年:Wanna Oneの感動的なスピーチ

  • 2018年:BTSの涙の受賞

  • 2019年:TWICEの圧巻のパフォーマンス

  • 2020年:オンライン開催ならではの演出

  • 2021年:aespaのメタバースパフォーマンス

MAMA AWARDSの舞台裏:知られざるエピソード

  • 出演アーティストは、授賞式の何ヶ月も前から準備を進めている

  • 授賞式の舞台裏では、スタッフが24時間体制で働いている

  • 授賞式の様子は、世界100カ国以上で生中継されている

まとめ:MAMA AWARDSはK-POPの進化と共に

MAMA AWARDSは、1999年のスタート以来、K-POPの歴史と共に歩んできました。

K-POPがアジアから世界へと進出していく中で、MAMA AWARDSも、アジア最大級の音楽授賞式へと成長を遂げました。

今後もMAMA AWARDSは、K-POPの進化と共に、世界中のファンに夢と感動を与え続けるイベントとして、その歴史を刻んでいくことでしょう。

2024の情報についてはこちらを御覧ください
https://k-entame.jp/archives/83048

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この記事を書いた人

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