INFINITE、「限界をかき分けて生まれた台風」…INFINITEの名前の価値

デビューからグループ名にまつわる話が多かった。発音が似ていて、自動車の名前とよく誤解された。今年でデビュー7年目をむかえたINFINITEは“無限の”、“限界がない”などと訳される形容詞INFINITEと表記も意味も同じだ。誕生から名前の価値を知らしめたINFINITEは、今回も無限大に自身の領域を拡張させている。
INFINITEは先月19日深夜12時、6thミニアルバム『INFINITE ONLY』を発売した。1年2ヶ月ぶりの完全体カムバックは、それ自体関心の的だった。その上新しいタイトル曲「台風(The eye)はINFINITEが堂々と掲げた自信作。
INFINITEは「今回の『台風』はメンバー全員が気に入った曲だ。多分『Be Mine』から『台風』が新たな代表曲になるだろう」と予言した。
デビューから刃群舞(刃物のようにキレがあり、全員の動きが完璧にシンクロしたダンス)アイドルとして絶対的な地位を築いているINFINITE。メンバーのドンウとホヤを筆頭に残りのメンバー5人もきらびやかなダンスを消化する。第2のINFINITEを夢見て躍動的な群舞を試みるアイドルグループは多かった。しかし相変らずINFINITEに代わる後輩は出ていない。
今回INFINITEは歌の題名をそのままステージに発現した。台風をモチーフにしたパフォーマンスでINFINITE特有の強烈さと切なさを表現した。両極端な雰囲気だが、INFINITEの中で調和を成し遂げている。ショーケースを皮切りに各テレビ局の歌番組に出演したINFINITEは、圧倒的なステージを整えた。多くのボーイズグループの中で独特なパワーを見せ、重ねた年輪に見合う熟練したステージ構成まで見せた。
「すでに7年が経ったが、新人のように初々しい姿をお見せしたい。今後もINFINITEだけができる音楽をする」と宣言したINFINITE。「Be Mine」「Paradise」「The Chaser」「Man In Love」「Destiny」「Last Romeo」「Back」「BAD」に続き、「台風」がINFINITEへ如何に多くの光栄と感謝を抱かせるのか楽しみだ。