元KARAヨンジ、“みにくいあひるの子”ではない!競争力のある“白鳥”

人間味溢れる姿がヨンジの武器
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KARAの末っ子だったヨンジが、アイドルらしからぬ人間的な魅力を誇った。
ヨンジは最近放送されたOnStyle「Get it beauty 2016」にスペシャルMCとして登場した。この日のオープニングでは「私が使う化粧品の数」をテーマにMCらと一般人の観客たちがトークを交わした。観客の中には使う化粧品の数が100を越えるという者たちが多く、何と1,040個の化粧品を持つという者まで存在した。

このような状況で皆の関心はこの日の放送で唯一のアイドル出演者だったヨンジに傾いた。ヨンジは「化粧品の数を上の桁から順に教えて欲しい」という出演者の要求にためらいながら「1だ」と答えた。MCキム・ジョンミンとイ・ハヌィは「1,000個?まさか10,000個?」と期待の目つきを送った。しかし公開された数字はたった16個。キム・ジョンミンは「基礎とカラー、全部合わせて16個?」と驚いた。

引き続き本人の化粧台を撮って来た写真を公開する瞬間にも、ヨンジは気さくな魅力を表わした。化粧品を化粧台ではなく部屋の床に並べて写真を撮ってきたのだ。ビューティーエディターのファン・ミニョンは「元々こういう物は化粧台に置いて撮るのではないか」と尋ねると、ヨンジは「実は元々、化粧品がアイロン台の上にあった」という衝撃かつ可愛い返事をした。

番組後半のセルフメイク時間にヨンジの魅力は光を放った。堂々と素顔を公開した彼女は下手なメイクの実力を見せ、再び素朴な姿を表わしたからだ。しかしヨンジの年齢はまだ23歳。化粧品が多くないのが当然で、専門家のように上手な化粧ができないのも頷ける年齢だ。放送直後、同世代の女性と同じヨンジの姿に視聴者たちは既存のアイドルからは見られなかった、ヨンジだけの魅力を発見したという反応を見せた。

ヨンジは2014年7月、知英とニコルの脱退後、KARAの新メンバーとして加入した。しかし2016年にKARAのギュリ、スンヨン、ハラは結局DSPメディアとの専属契約を終了し、KARAは事実上解散に至り、姉さんを全員見送ったヨンジは非常に曖昧なポジションに立たされた。デビューわずか2年で“ひとりぼっち”になったヨンジに哀れみの視線が注がれた。

しかし今回の放送は、彼女が“KARA”という垣根を抜け出して“ヨンジ”という名前だけでも十分に競争力があるアイドルだということを証明した。そして今後彼女がどんな点を武器に進めば良いのか、その方向をある程度提示するかのようだった。人間的な魅力を持つヨンジが“ひとりぼっちのみにくいあひるの子”から堂々と“白鳥”に生まれ変われるのか、彼女の歩みが期待される。