ソ・イングク「水泳シーンよりサムギョプサルの誘惑に耐える方が大変だった」

韓国映画で初めて水泳を素材にした『ノーブレッシング』で、初出演の映画から堂々と主演の座に就いたソ・イングクと会った。

「『ノーブレッシング』で僕が引き受けたチョ・ウオニルというキャラクターが、感情の幅がとても広いです。本当に明るい子ですが、深い傷も持っています。両極端な面を行き来するキャラクターがとても魅力的に感じられました。台本を読みながらウオニルに人間臭さを感じて、必ず演技をしたいと思いました。」

ソ・イングクは水泳映画を撮りながら、最も大変だった点を“食欲”だと選んだ。彼はからだを見せなくてはならない水泳選手を演じるため、6ヶ月間ウェイトトレーニングとリンゴ、サラダなど徹底した低カロリーの献立を維持した。しかし、彼が演じるウオニルは食欲旺盛なキャラクターだ。実際にソ・イングクは『ノーブレッシング』で、サムギョプサルを切らずにそのままかぶりつく新たな食べ方を演じた。