音楽を通じて日本と韓国をつなぐ新たなフェスティバル「XMF」の初開催が、韓国・仁川で実現しました。DAY6やAdo、ONE OK ROCKら日韓を代表するアーティストが一堂に会し、約4万人のファンが熱狂。その幕開けとなった歴史的な2日間の様子をお伝えします。
日韓音楽の架け橋となる新フェス「XMF」が初開催

2026年10月3日と4日の2日間、韓国・仁川のパラダイスシティにて、日韓音楽フェスティバル「XMF 2026」が初開催されました。特定非営利活動法人日韓文化交流会などが主催するこのフェスは、日本と韓国のアーティスト計22組が出演し、国境やジャンルを越えた夢の共演を実現。会場には両国から集まった約40,000人のファンが詰めかけ、音楽への熱い思いでひとつになりました。
初日はヘッドライナーのAdoを筆頭に、LUCY、YOUNHA、coldrain、FTISLANDらが登場。2日目はDAY6、ONE OK ROCK、YB、UVERworld、Aぇ! groupらがステージを盛り上げました。普段はなかなか同じ会場で楽しめない両国の音楽シーンを、一度に体験できる貴重な機会となりました。
国境や言語を越えて音楽を愛するファンが集結。日本語と韓国語が飛び交う中、両国のファンが同じ音楽に歓声を上げ、同じ瞬間に熱狂する光景が各所で見られました。
このフェスは、近年高まる日韓の音楽シーンへの相互関心を背景に誕生。単発のイベントに留まらず、音楽を通じた継続的な交流のプラットフォームとして発展を目指しています。関係者は、「国境やジャンル、世代を越えて、音楽で一つになるXMFの価値を、観客の皆さまとともに確かめることができた」と、初開催の意義を語りました。
DAY6、ONE OK ROCK、Adoら豪華ヘッドライナーが熱狂

初日の大トリを飾り、会場の熱気を最高潮に引き上げたのは、圧倒的な歌唱力と演出で知られるAdoです。韓国のファンへのサプライズとして、LE SSERAFIMの『Blue Flame』とHeizeの『And July』を韓国語で披露し、大きな感動と歓声を巻き起こしました。観客はそのパフォーマンスに大歓声と拍手で応え、日韓の音楽が一つになる瞬間を作り出しました。
2日目には、もう一組のヘッドライナーとしてDAY6とONE OK ROCKが登場しました。ONE OK ROCKは『Wherever You Are』で会場全体を大合唱に導き、さらに特別なサプライズステージを用意しました。ONE OK ROCKとAwich、CHICO CARLITO、Paleduskによるプロジェクトグループ「YAO」が初の海外公演を披露し、『777』などを熱演しました。このサプライズステージは、フェスのためだけに用意された特別な演出でした。
最終的なフィナーレを担当したDAY6は、温かく力強いサウンドで2日間の熱狂を優しく包み込みました。『한 페이지가 될 수 있게(Time of Our Life)』や『예뻤어(You Were Beautiful)』などの名曲が流れると、観客は大きな合唱を作り上げ、会場が一体となる光景が見られました。メンバーは韓国語と日本語を織り交ぜて感謝の言葉を伝え、両国のファンと心を通わせました。
UVERworldは、韓国のファンがステージをより楽しめるよう、日本語の歌詞を韓国語に翻訳した字幕をスクリーンに表示し、韓国語のナレーション映像を用意するなど、細やかな配慮を見せました。また、韓国ロックの象徴であるYBは、このフェスのために未発表曲を初披露するなど、特別なステージを繰り広げました。
各アーティストが国境を越えた特別なステージを披露したことで、フェスは単なる音楽イベントを超え、日韓のファンとアーティストが心を通わせる貴重な交流の場となりました。ステージが終わった後も、多くの観客がその場に留まり、余韻に浸る姿が見られました。
日韓のバンド・アーティストが魅せた多彩なステージ

多彩なジャンルと世代を代表するバンドやアーティストたちが、それぞれの持ち味を存分に発揮し、フェスティバルを盛り上げました。国境を越えた共演と、互いのファンへの心温まる配慮が随所に見られたステージが、会場を感動の渦に巻き込みました。
韓国バンドの熱演:FTISLAND、LUCY、Xdinary Heroes、YB
日本での活動時に発表した楽曲を中心にステージを構成したFTISLANDが登場すると、客席は熱気に包まれました。イ・ホンギは「韓国のバンドのカッコいい姿を見せたい」と意気込みを語り、『tornado』や『primavera』などを立て続けに披露しました。
バイオリンが奏でる爽やかなサウンドが特徴のLUCYは、『개화(Flowering)』や『도깨비춤(Doggaebi Dance)』などのアップテンポな楽曲で、フェスの盛り上がりをさらに加速させました。また、Xdinary Heroesはハードロックならではの荒々しいエネルギーを放つ『ICU』などを披露し、「皆さんの2倍、3倍頑張るので、思いきり飛び跳ねて楽しんでください」と観客を鼓舞しました。
韓国ロックの象徴ともいえるYBは、観客のために未発表曲『浮力』を初披露するサプライズを演出。続く『흰수염고래(Blue Whale)』では、多くの観客が一斉にスマートフォンのライトを灯し、会場をまるで天の川のように彩りました。世代を超えた愛されぶりが光るステージでした。
今回のフェスでは、韓国のバンドが日本のファンへのリスペクトを込めてセットリストを構成したり、日本で活動していた楽曲を披露したりする場面が多く見られました。これは、日韓の音楽シーンがより密接に交わるようになってきた証左と言えるかもしれません。
日本アーティストの挑戦:YOUNHA、Aぇ! group、coldrain
日本アーティストたちも、韓国の地で特別な挑戦を見せました。YOUNHAは代表曲『彗星』の1番を韓国語で、2番を日本語で歌唱。さらに「音楽にも日韓戦があるとしたら、それがXMF」とユーモアを交えた感想を語り、客席から大きな反響を得ました。
- Aぇ! groupは、『Aぇ You Ready?』で幕を開けた後、バンドスタイルのステージとライブダンスパフォーマンスを次々と披露。バンドとアイドルの垣根を自由に越えるステージで、韓国のファンに強烈な印象を残しました。
- 日本のラウドロックバンド・coldrainは、最新曲から代表曲まで迫力あるサウンドを畳みかけ、観客が音楽に合わせて飛び跳ねるなど、熱狂的な盛り上がりを生み出しました。
- UVERworldは、日本語の歌詞を韓国語に翻訳してスクリーンに表示するなど、韓国のファンがステージを存分に楽しめるよう細やかな配慮を見せました。
アーティストたちのこうした挑戦と配慮が積み重なることで、フェスティバルは単なる演奏の場を超え、音楽を通じた心の交流の場へと昇華していきました。
注目の次回開催は日本!2027年の来日公演に期待

初開催が大成功で幕を閉じたXMFですが、その熱気はすぐに日本へとつながります。主催者発表により、2027年には日本での開催が正式に決定しています。将来的には日本と韓国で交互に開催する「循環型フェスティバル」として、音楽を通じた継続的な交流の場を創出していく計画です。
2027年、日本での開催が正式決定
特定非営利活動法人日韓文化交流会とXMF実行委員会は、今回の韓国・仁川での成功を受け、2027年に日本での開催を実施すると発表しました。これにより、渡韓が難しい日本のファンも、国内で日韓のトップアーティストが一堂に会する貴重な体験を味わえる可能性が高まりました。公式発表では、来年7月に東京で、そして10月には再び仁川で観客と会う予定であることも明らかになっています。
- 2027年の日本開催が正式決定
- 将来的な目標は「日韓交互開催」の循環型フェスティバル
- 来年は7月に日本、10月に韓国での開催が計画されている
K-POPファンにとっての「XMF」の魅力とは
XMFの最大の魅力は、日韓の垣根を越えた多様な音楽シーンを同時に楽しめる点にあります。特にK-POPバンドやライブアーティストのファンにとって、日本の人気バンドやシンガーとの共演フェスは非常に貴重です。今回のフェスでは、DAY6やYOUNHA、UVERworldなどが互いのファンへの細やかな配慮を見せ、国境を越えた感動のステージを創り出しました。こうした「日韓の音楽が一つになる瞬間」を、次回の日本開催でも体験できると期待が高まっています。
主催者は「単発のイベントにとどまらず、日韓音楽交流を継続的に創出するプラットフォームとして発展させていく」と意気込みを語っています。次回の日本開催では、どのようなアーティストが出演し、どんなサプライズが待っているのか、今から楽しみにしていてください。
XMF 2026 開催概要
日韓音楽交流フェスティバル「XMF 2026」の初開催は、2026年10月3日と4日の2日間にわたり、韓国の仁川にあるパラダイスシティで行われました。主催はXMF実行委員会と特定非営利活動法人日韓文化交流会です。
公演は、一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)と一般社団法人日本音楽制作者連盟(FMPJ)、仁川広域市の公式後援を受けました。これらの団体の協力により、大規模な国際交流イベントとしての基盤が整えられました。
開催日・出演アーティスト
初開催には、日本と韓国を代表する音楽シーンから、総計24組のアーティストが出演しました。22組の主要アーティストに加え、オープニングを飾るDJが各日1組ずつ登場し、多彩な音楽が会場を彩りました。
| 日程 | 出演アーティスト |
|---|---|
| 10月3日(土) | Ado, LUCY, YOUNHA, coldrain, FTISLAND, hrtz.wav, My Hair is Bad, MIKA NAKASHIMA, Novelbright, ONEWE, PEOPLE 1, YUNA YABE(OPENING DJ) |
| 10月4日(日) | DAY6, ONE OK ROCK, YB, UVERworld, Aぇ! group, Hi-Fi Un!corn, Marcy, Saucy Dog, Splayit, THE FIX, Xdinary Heroes, EMNW(OPENING DJ) |
会場・主催・後援団体
- 会場: 韓国・仁川 パラダイスシティ
- 主催: XMF実行委員会 / 特定非営利活動法人日韓文化交流会
- 主管制作: KJDREAM(株)
- 制作協力: スペースシャワーエンタテインメントプロデューシング(株)
- 後援: 一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)、一般社団法人日本音楽制作者連盟(FMPJ)、仁川広域市
- XMF 2026の来場者数はどれくらいでしたか?
-
初開催となる今回のフェスティバルには、両日合わせて約40,000人の観客が来場しました。会場には日韓両国のファンが集結し、大成功のうちに幕を閉じました。
- 次回のXMFはいつ、どこで開催されますか?
-
2027年には日本での開催が決定しています。将来的には日本と韓国で交互に開催する循環型フェスティバルとして、音楽を通じた継続的な交流の場を創出していく予定です。
- フェスティバルの理念や目的は何ですか?
-
近年の日韓間での音楽シーンへの相互関心の高まりを背景に、アーティスト、観客、音楽業界関係者が継続的につながる交流の場を目指して誕生した新しい音楽フェスティバルです。国境やジャンル、世代を越えて音楽で一つになることを価値としています。
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