おすすめ韓国ドラマ【埋もれた心】ディズニープラスで配信中！気になるあらすじ、キャスト、配信情報など徹底解説！

気を失い海に浮かぶ男性の腕には、点滅する時計が巻かれていた。場面は国会へ。野心家のソ・ドンジュは、影の実権者ヨム・ジャンソンに状況を報告していた。彼は巨大企業を手に入れるため、会長の娘との結婚を蹴り、自らの能力を信じる道を選ぶ。そして、運命の女性と信じるヨ・ウンナムと恋に落ちた。しかし、会長の一人娘の結婚式当日、ドンジュは衝撃の事実を目の当たりにする。純白のドレスで現れた花嫁は彼が愛したヨ・ウンナムその人だったのだ。彼が捨てた富と愛した女性が、最悪の形で目の前に現れた瞬間だった。

愛するウンナムの政略結婚に衝撃を受け、ドンジュは絶叫の末に監禁される。結婚式後、ウンナムから冷たく会社を去るよう告げられ、彼は失意のどん底に落ちた。一方、チャ会長は孫娘との関係を知った上で、ドンジュの本性を試していた。ドンジュが辞意を伝えると、会長は逆に彼を信頼し、婚外子の存在という重大な秘密を打ち明ける。会長の手足となったドンジュに対し、影の実力者ジャンソンは激しい敵意を燃やす。ジャンソンは邪魔なドンジュを排除するため、卑劣な罠を仕掛けた。何も知らずに襲われたドンジュは、血まみれになりながらも辛うじてその場を逃げ延びるのだった。

命からがら逃げ延びたドンジュは、自らジャンソンの元へ向かい、危険な賭けに出る。ひざまずき命乞いをするふりをしながら、彼の秘密資金を横領したと告げ、取引を持ちかけたのだ。しかし本当の狙いは、2兆ウォンもの秘密資金口座をハッキングし、その命綱を握ることだった。反撃に成功したドンジュは愛するウンナムを待つが、彼女は現れず、彼はイルドに撃たれ海に沈む。ドンジュを殺したことで資金を引き出せなくなったジャンソンは激怒。彼はドンジュ殺害と資金消失の罪を、すべて実行犯のイルドになすりつけた。追い詰められたイルドは八方塞がりとなり、絶体絶命の窮地に立たされるのだった。

豪雨の中の運転で交通事故を起こしたドンジュは、海に転落し記憶を失う。一方、ドンジュが政治秘密資金2兆ウォンをハッキングしたことを知るジャンソンは、彼の死を口実にイルドを脅迫していた。しかし、ドンジュが携帯電話に残っていた番号にかけたことで生存が発覚。ジャンソンは2兆ウォンを手に入れるためドンジュを追うが、彼は追跡をかわす。ドンジュは記憶の手がかりを求め、着ていたタキシードの店を訪ねにソウルへ向かう。するとそこには、彼が愛した女性ウンナムとその夫の姿があった。自分が誰かも分からぬまま、ドンジュは巨大な陰謀の渦中に立たされる。

記憶を失ったドンジュは、愛していたウンナムと再会するも彼女を思い出せません。命を狙うジャンソンから逃れる中、彼は誰も信じられず、失われた記憶と向き合うことを決意します。ドンジュは自ら「ソンヒョン」と名乗り、謎の中心である大山家へ乗り込みます。彼はイルドに圧力をかけますが、ジャンソンはドンジュが記憶喪失のふりをしていると疑います。ジャンソンは「スイスの口座」を巡ってドンジュを脅迫。ついにドンジュはジャンソンの指示で拉致され、口座の暗証番号を吐かせるための拷問を受けるのでした。

ジャンソンはドンジュが記憶喪失のふりをしていると信じ、口座番号を聞き出すため彼を拷問します。しかしドンジュは拷問に耐え、イルドによって救出されました。ジャンソンとイルドは本心を隠してドンジュに近づき、3人の男たちの心理戦が始まります。状況を打開するため、ジャンソンはドンジュに更なる衝撃を与えて記憶を蘇らせようと画策。その残忍な計画とは、ドンジュの姉アグネスを彼の目の前で殺害することでした。
姉が事故に遭う瞬間を目撃したドンジュは、凄まじい衝撃を受けます。その瞬間、失われたはずの過去の記憶が、彼の頭の中を駆け巡るのでした。

唯一の家族である姉の死という悲劇が、ドンジュの封印された記憶を呼び覚ました。姉の仇（かたき）であるジャンソンへの燃えるような復讐心を胸に秘め、ドンジュはついに立ち上がる。葬儀にまで現れたジャンソンに記憶がないフリをして欺き、緻密で冷酷な反撃を開始した。

ドンジュはジャンソンへの復讐のため、アレルギーを知りつつ彼が送った菓子を食べ、命がけで倒れる。ジャンソンの狙いは、ドンジュが管理する巨額の資金を奪い、彼を排除して息のかかったイルドを会長に据えることだた。しかしドンジュは一命を取り留め、計画は失敗。逆に、ドンジュの恋人ウンナムが、ジャンソン側の犯行を示す決定的な証拠映像を手に入れる。継父と夫の伯父の裏切りを知ったウンナムは離婚を宣言し、その映像でジャンソンを脅迫。窮地に立たされたジャンソンは、再びイルドにドンジュ殺害を指示する。こうして、命と秘密資金を巡る三者の熾烈な攻防は、さらに激化していくのだった。

愛するドンジュを殺そうとしたのがジャンソンとイルドだと知り、ウンナムは衝撃のあまり言葉を失う。彼女は真相を突きつけ、ジャンソンの支配から抜け出そうと反撃を試みる。しかしジャンソンは、秘密を知ったウンナムごとドンジュを消し去るという、さらに冷酷な計画を立てる。一方、大山グループでは会長が婚外子ソヌと会い、後継者問題が大きく揺れ始めていた。この突然の変化は、会長一族に深刻な動揺と不安を広げる。さらに、物語の鍵を握る「ソンヒョン」という子供の存在が、新たな謎として浮かび上がる。愛憎、権力、そして過去の秘密が絡み合い、登場人物たちは危険な渦へと飲み込まれていく。

ジャンソンとイルドに宣戦布告したドンジュは、会社内外で2人を追い詰める本格的な復讐を開始する。実はドンジュの記憶は早くから戻っており、敵を助けたことさえも壮大な復讐計画の一部だった。彼はスパイを使い、ジャンソンの致命的な弱点となりうる「タンポポ資料」の存在に迫っていく。一方、ドンジュは自身の出生の秘密も追い始め、姉とは血の繋がりがなかった事実を知る。やがて、父親と思われる人物が写った一枚の古い写真を手に入れるが、そこに衝撃の事実が隠されていた。その写真を恋人ウンナムに見せると、彼女は写真の男を「私のパパよ」と指さしたのだ。愛する人と自分が異母姉弟かもしれないという残酷な可能性に、ドンジュは絶望的な衝撃を受ける。

自分のもとに戻ってきたウンナムに、異母姉弟かもしれないという残酷な真実を隠す決意をしたドンジュ。しかし彼は、父かもしれない人物を殺したのが本当にイルドなのか、その真相を執拗に追い求める。一方、大山グループでは会長が婚外子を後継者にするための再婚を発表し、権力闘争が勃発。激怒する長女ドクヒをよそに、ドンジュに弱みを握られた娘婿イルドらは会長側に寝返る。後継者候補となったソヌ親子もまた、グループ支配への野心をあらわにする。ドンジュは自身の出生の秘密と復讐という個人的な戦いを抱えながら、この権力争いの渦中へ。
愛する人を守るための嘘と、複雑に絡み合う欲望が、物語を新たな局面へと導いていく。

衝撃の真実が判明する。ドンジュの実父は、彼を殺そうとし続けるホ・イルドだった。ドンジュは過去の殺人現場を記憶していると突きつけ、イルドを精神的に追い詰める。崖っぷちに立たされたイルドは、ついにドンジュ殺害を決意し、ヨム・ジャンソンから銃を手に入れる。だが、ジャンソンは秘密資料で二人が親子だと知りながら、この悲劇を冷ややかに見つめていた。イルドが引き金を引くとドンジュはその場に崩れ落ちるが、事態は誰もが予想しない展開を迎える。銃弾を受けたはずのドンジュは不気味に笑いながら立ち上がり、イルドに「もっと撃てよ」と挑発する。そして「父さん」と呼びかけ、自身の出生の秘密を知っていることを明かし、三人の狂気が交錯する。