公開を控えた『隠密に偉大に』はキム・スヒョンの、キム・スヒョンのための、キム・スヒョンによる映画だ。
キム・スヒョンは5ヶ国語を駆使して、人間兵器と呼ばれる超エリートスパイだが、間抜けとして生きなければならないスパイ役を受け持った。キム・スヒョンとしては『隠密に偉大に』は初めての主演作でもある。試験台という意味を持つ。公開を控えた今、彼は何を考えているだろうか。
-なぜこの映画をすることになったのか。
▲『隠密に偉大に』が映画で作られるという話を聞いた。インターネット漫画として人気があり、気になったので探してみた。泣いて笑うことになった。挑戦したいと思った。間抜けとアクションを同時にして嬉しかったし。
-間抜けの演技は難しかったか。
▲楽しかった。『太陽を抱いた月』以降、人生が変わった。どこででもカッコいいフリをしなければならなかった。今回の演技をして、その肩の荷を下ろせて良かった。どこまで僕(のプライド)を諦められるかがおもしろかった。