2026年9月2日、ファンの応援文化である「センイル広告」の新たな形として、夜空に推しへのメッセージを描く「推し活ドローンショー」のサービス提供が開始されたと発表がありました。この新しい応援体験は、BTSのメンバー、ジョングクさんの誕生日を祝う1,000機のドローンショーを皮切りにスタートします。
BTSジョングクの誕生日を祝う、1,000機のドローンが夜空に描いたサプライズ

世界的人気グループのメンバーの誕生日を、大規模なドローンショーで祝うというサプライズ企画が東京の夜空で実現しました。これは、日本在住のファンベースが主体となって実現した、韓国発祥の応援文化「センイル広告」の新しい可能性を示す事例です。
隅田川の夜空を彩ったバースデードローンショー
2026年8月30日、東京・隅田川に面したエリアの上空で、ジョングクさんの誕生日(9月1日)を祝うドローンショーが開催されました。ファン有志による応援プロジェクトとして企画されたこのイベントでは、国産のドローン1,000機が精密に制御され、夜空にバースデーメッセージやモチーフを描き出しました。約15分間にわたる光の演出は、その場に居合わせた人々だけでなく、SNSを通じて多くのファンにも感動を届けました。
実施日時:2026年8月30日(日) 20:00〜20:15
実施場所:東京都江東区(ヤマタネ深川営業所上空)
主催:JUNG KOOK JAPAN(ファンベース)
企画・制作:センイルJAPAN
ドローン運営:株式会社ドローンショー・ジャパン
使用ドローン:1,000機(DSJ MODEL-X)
ファン有志による「センイル」文化の新たな形
これまで「センイル広告」といえば、街頭ビジョンや駅のポスターなどが主流でした。しかし、今回のドローンショー成功を機に、従来にはないスケールと感動を提供する新しい応援手段が、一般のファンにも門戸が開かれることになりました。この企画を手がけたセンイルJAPANとドローンショー・ジャパンは、2026年9月1日より「推し活ドローンショー」としてサービス提供を開始しています。
今回ご紹介したドローンショーは、ファン有志による応援企画です。アーティスト本人および所属事務所が主催するものではありません。
「センイル広告」とは?韓国発祥のファン応援文化を解説

今回の「推し活ドローンショー」は、韓国で生まれたあるファン文化を新しい形で表現したものです。この文化の中心にあるのが「センイル広告」、すなわち「推し広告®」や「応援広告」とも呼ばれるものです。これは、所属事務所やアーティスト本人ではなく、ファンが主体となってお金を出し合い、推しの誕生日や記念日を祝うために行う広告企画です。
もともとは韓国で盛んになった文化で、誕生日の時期に街中の大型ビジョンや駅のポスターに推しの写真やメッセージが掲載される光景がよく見られます。日本でもこの数年で、推しへの愛を形にしたいというファンの想いを受け、広く普及してきました。
日本でも定着している「推し広告®」
日本では、街頭ビジョンや電車内の吊り広告などに加え、アドトラック(広告トラック)やライブ会場周辺での広告掲出など、多様な媒体を使ってファンの応援メッセージが発信されています。こうした活動は、単なる「ファン活動」の枠を超え、推しへの直接的なエールとして、また同じファン同士の絆を深めるコミュニティ活動としても重要な役割を果たしています。
「センイル広告」は、事務所主導の宣伝ではなく、あくまでファンが自発的・自主的に行う「贈り物」や「祝福」である点が最大の特徴です。自分の推しを多くの人に知ってもらい、特別な日を盛大に祝いたいという純粋な想いが原動力となっています。
センイルJAPANが担う役割
こうしたファンの想いをスムーズに形にするための専門的なサポートを行っているのが「センイルJAPAN」です。同社は、2018年のサービス開始以来、推し広告®(センイル/応援広告)の専門代理店として活動し、これまでに5,000件を超えるファンの応援企画をサポートしてきた実績を持ちます。
具体的には、広告媒体の手配やデザイン制作、予算管理、さらには複数のファンが費用を分担する「推しクラファン」の立ち上げ支援まで、企画から実行までを一括して請け負っています。そのため、個人ではハードルが高い広告出稿も、専門家の力を借りることで安心して実現できるようになっています。
新サービス「推し活ドローンショー」の詳細と活用方法

センイルJAPANとドローンショー・ジャパンは、2026年9月1日より共同で新サービス「推し活ドローンショー」の申し込み受付を開始しました。このサービスは、ファンの想いを大規模なドローンショーという形で、夜空という広大なキャンバスに描き、多くの人々と共有することを可能にします。
このサービスは、BTSジョングクさんの誕生日を祝うサプライズショーを皮切りに始まりました。ファン有志による応援文化「センイル広告」の新たな形として、夜空という広大なキャンバスに推しへの愛を描くことができます。
プランと価格、実施場所の基本情報
推し活ドローンショーは、東京都江東区越中島のヤマタネ深川営業所上空で実施されます。専用の国産ドローン「DSJ MODEL-X」を使用し、演出内容に合わせて5分、10分、15分の3つのプランが用意されています。
| プラン | 料金(税抜) | 演出内容の例 | ドローン機体数 |
|---|---|---|---|
| 5分プラン | 1,030,000円〜 | メッセージ(10文字以内)+定型演出(ケーキ、ハートなど) | 500機または1,000機 |
| 10分プラン | 価格はお問い合わせ | メッセージ(20文字以内)+ロゴやポートレート+定型演出 | 500機または1,000機 |
| 15分プラン | 価格はお問い合わせ | メッセージ(30文字以内)+ロゴやポートレート+定型演出 | 500機または1,000機 |
ファン同士で費用を集める「推しクラファン」との連携
大規模なドローンショーは通常、500万円から1,000万円ほどかかることがあります。しかし、このサービスではスポンサー企業との共同企画により、圧倒的なコストパフォーマンスでの実現が可能です。その仕組みと、ファン同士での協力方法について見ていきましょう。
- スポンサー企業との提携により、コストを大幅に削減しています。利用にあたっては、ショーの一部にスポンサー企業の演出を取り入れることや、指定のハッシュタグを使用・拡散することへの協力が必要です。
- 費用を一人で負担するのが難しい場合は、「推しクラファン」と呼ばれるファン同士での資金調達方法と組み合わせることができます。これにより、複数の支援者と一緒に夢の企画を実現することが可能になります。
- サービス提供会社では、実施場所の確保や各種許認可の手続き、近隣との調整、演出制作から当日の運営までを一括でサポート。初めてドローンショーを企画するファンでも、安心して相談できる体制が整えられています。
このように、推し活ドローンショーは、従来の街頭ビジョンやポスター広告とは一線を画す、スケール感と感動のある新しい応援体験を提供します。大切な記念日を、夜空に輝く光のアートで彩ってみてはいかがでしょうか。
ドローンショーを支える技術と運営体制

大規模なドローンショーを実現するには、確かな技術力と経験豊富な運営体制が不可欠です。今回の企画を運営した会社は、この分野における国内有数の実績を誇ります。
国産ドローン「DSJ MODEL-X」と運営実績
同社の強みは、自ら開発・製造する国産のドローンショー専用機体「DSJ MODEL-X」にあります。この専用機体を用いることで、高精度な演出と安定した飛行を実現しています。これまでに、大規模なイベントやプロスポーツの応援演出など、500回を超えるドローンショーを開催してきた実績を持ち、その技術力は国内外で認められています。
ドローンショーを運営する会社は、2020年に設立され、石川県と東京都に拠点を置いています。代表は山本雄貴氏です。主な事業は、ドローンショー専用機体の開発・製造、ならびにドローンショー事業そのものです。
初めての企画でも安心のサポート体制
ファンが主体となる「推し活ドローンショー」は、多くの方が初めて企画に携わるものです。そのため、サービス提供側は一連の煩雑な手続きを包括的にサポートする体制を整えています。
- ショー実施に適した場所(隅田川エリアなど)の確保
- 飛行に必要な各種の許認可申請
- 近隣への事前説明と調整
- メッセージやロゴに合わせた演出の制作
- 当日の機体運用・運営全般
これらの項目がすべてプランに含まれているため、ファンのみなさんは「何をしたらいいかわからない」という不安を感じることなく、推しへの想いを形にすることに集中できます。さらに、複数のファンで費用を分担する仕組みと組み合わせることで、より大きな企画を実現することも可能です。
K-POPファンの「推し活」にどう活用できる?
大規模なドローンショーは、従来の街頭ビジョンやポスター広告とは一線を画す、スケール感とインパクトのある応援の形です。特にK-POPグループの誕生日やデビュー記念日といった特別な日に、多くのファンと感動を共有したいという想いを形にする手段として、その可能性は大きいと言えます。
しかし、単独で企画するには高額な費用がネックとなるケースも多いでしょう。そこで、ファン同士で費用を分担する「推しクラファン」や、スポンサー企業との共同企画といった選択肢が重要になります。これにより、通常は500万〜1,000万円ほどかかる大規模なショーを、より現実的なコストで実現できる可能性が広がります。
大規模な応援企画を円滑に進めるためには、計画的に準備を進めることが不可欠です。
- 実施日の45日前までに申し込みを完了する。
- 演出内容(メッセージ、ロゴ、ポートレートなど)は実施日の3週間前までに決定・入稿する。
- 複数人で費用を負担する場合は、早めにメンバーを集め、資金計画を明確にしておく。
- スポンサー企画を利用する場合、指定されたハッシュタグの使用やSNSでの拡散など、協力が必要な条件を事前に確認する。
最も重要な注意点は、あくまでファン有志による応援企画であるという点です。アーティスト本人や所属事務所が主催・関与するものではないため、公的なイベント情報として扱うことはできません。企画を進める際も、この点を十分に理解し、関係者や周囲に誤解を与えないよう配慮することが大切です。
新しい応援の形を楽しむ一方で、以下の点には特に気をつけましょう。
- アーティスト本人や事務所の公式発表と混同しない。
- 実施場所(上空)の近隣住民や環境への配慮を忘れない。
- 天候など、当日の状況によりショーが中止・変更になる可能性もあることを念頭に置く。
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