KRIS(元EXO)、中国で性的暴行疑惑…芸能界支援を口実に「未成年者を含め被害女性は30人以上」

韓国ボーイズグループ「EXO」の元メンバー、KRIS(30/ウー・イーファン/クリス・ウー)が中国現地で未成年者に対する性的暴行疑惑が提起された。

 18日、中国版Twitter「Weibo(新浪微博/ウェイボー)」には、KRISが夜遅くにキャスティングに向けた面接やミニファンミーティングをしようと女性を誘い、この過程で未成年者たちに酒を飲ませた後、性関係を持ったという暴露文が登場した。暴露文によると、KRISは性関係後、50万元(約850万円)を入金したという。

 これを暴露したAさん(18)は「初めて関係を持ったとき(断ってその場を)去りたかったが、KRISのマネジャーに(芸能界追放と)脅迫された」とし、「KRISは避妊をしたことがなく、別の女性たちとも約束していた芸能界支援を一度も実行したことはない」と主張した。Aさんはまた、KRISから入金された50万元は返金手続きを進めている最中だとして、入金内訳も公開した。

 Aさんはさらに、「被害に遭った女性は未成年者だけで7人を超える。わたしが最後の被害者であることを望み、最後まで正々堂々と戦いたい」と伝えた。

 また、海外の韓流媒体「Allkpop」によると、被害女性はAさんら未成年を含み30人以上に及ぶとされ、被害者の中には中絶や性病にかかった女性もいたということだ。

 中国のファンたちはKRIS側に立場を示すよう要求している。

 KRISは中華圏で活動する中国系カナダ人の俳優兼歌手だ。2012年、韓国大手SMエンタテインメントの「EXO」と「EXO-M」のメンバーとしても活躍。2014年、SMエンタとの専属契約効力不存在確認訴訟を提起し、中国に戻った。ただし、裁判所の和解勧告決定により、2022年までSMエンタとの契約は維持されている。