Apinkへのテロ脅迫、歪んだファン心理…“すでに5ヶ月目”

Apinkへの歪んだファン心理が爆破予告につながって、メンバーはもちろんApinkを愛する他のファンたちの眉をひそめさせている。これはすでに5ヶ月目で、Apinkメンバーが参加するイベントごとに爆破テロをするという脅迫が続いている。
Apinkへの脅迫は今年6月から始まった。6月14日、Apinkは殺害予告を受けた。警察は急いでApinkの所属事務所へ出動して調査を行い、所属事務所は警備業者を雇用してメンバーの安全を守るために努力した。しかしこれは始まりに過ぎなかった。脅迫犯はApinkが行く所ならどこでも爆破テロの脅迫を行った。新曲を初公開するショーケースはもちろん、Apinkが出演する「ミュージックバンク」の現場にも爆発物を設置したと脅迫を継続した。
先月19日にはソン・ナウンへ個人に向けた脅迫もあった。ソン・ナウンが母校である東国(トングク)大学で開かれるあるイベントに参加する予定だったが、脅迫犯が現場に爆発物を設置したと脅迫したのだ。警察が出動したが爆発物は発見されなかった。イベントは警察の捜索を経て30分後に行われた。
リーダーパク・チョロンも脅迫の手から逃れられなかった。パク・チョロンは先月20日、富川(プチョン)国際アニメーションフェスティバルの広報大使として行事に参加する予定だった。しかし開幕式のリハーサル中に爆発物を設置したという予告が合計3度に渡って送られた。警察が現場に到着して捜索し、これも虚偽申告とされた。
その後約1ヶ月が経った11月21日。再びApinkメンバーへ爆破テロ予告があった。JTBC新金土ドラマ『アンタッチャブル』の製作発表会にチョン・ウンジが参加する予定だったが、爆発予告があり警察が出動した。万一に備えて銃器を所持した警察がホテルの入口から7階のイベント場所まで配置された。しかし探索の結果、爆発物はなかった。JTBC側は「今日午後1時頃、ホテル公安側に身元未詳の男性から『恨みがある、爆弾を爆発させる』という電話がきた。JTBC側と内容を共有して威嚇に対して対応することになった」として「15分間行事場所の捜索を進め、行事場所には爆発物はないということを確認した。安全に万全を期して製作発表会が開かれる間、警察に備えてもらった」と説明した。チョン・ウンジは『アンタッチャブル』の製作発表会を終えた後、SNSを通じてこの日の騒動に対する心境を明らかにした。彼女は「私はあなたが誰なのか分かりませんが、法はあなたを知っているといいます。しかしカナダと韓国の法律が異なるため、犯罪を犯しているのに、あなたが誰なのか分かっているのに、罰を与えることができないそうです」として「引き続き被害を及ぼしている犯罪者が一日でもはやく捕まるよう、さらに強力な措置をお願いします」と話した。
歪んだファン心理から始まった騒動は5ヶ月間も続いて眉をひそめさせている。問題なのは現在進行形で脅迫は続いているという部分だ。ファンという名に隠れて自身が好きなスターを困らせている者はファンではない“犯罪者”だ。一日でもはやくこの騒動の張本人が検挙され、はるかに明るく笑って活動するApinkを待つ。