イ・ジョンソク、「演技の成長が止まり…映画『V.I.P.』が突破口になった」

イ・ジョンソクが強烈な印象のモノクロ写真で雑誌の表紙を飾った。
イ・ジョンソクは8月17日に発刊したスタースタイルマガジン「HIGH CUT」を通じて黒と白の対比が引き立って見えるファッショングラビアを公開した。オーバーなものはなく、淡々としていても結局はっきり目に付いてしまうイ・ジョンソクの上位1%の魅力を確認できるグラビアだった。特にシャツの胸ボタンを開け、モダンなブラックのスーツを難なく着た姿では悪い男の涼しい魅力が感じられる。
撮影後に続いたインタビューでイ・ジョンソクは8月24日に公開する映画『V.I.P.』のキャスティング裏話などを公開した。
イ・ジョンソクは「ずっと先輩と一緒にできる作品を探していた。そうするうちに『V.I.P.』の台本を読むことになった。監督とお会いして『僕は助演でも関係ありません』と伝えたところ、監督が『ウン、ところで君が引き受ける役が主役なんだ』と言われた。今後も先輩がたくさん出演する映画に出たい」と明らかにした。
共に出演するチャン・ドンゴン、キム・ミョンミン、パク・ヒスンなど先輩俳優に対しては「以前はわけもなく恥ずかしくてお尋ねするのが大変だったが、今では遠慮なく先輩を訪ねて行ってかまってもらう。『このシーンでこんなト書きがあるが、これをどんな表情ですれば良いでしょうか?』と尋ねると、キム・ミョンミン先輩は『ジョンソク、このシーンの中でこのト書きを表現する時は、ここで目の下の筋肉を使えば大丈夫だと思う』というレベルでものすごく細やかに答えて下さった。パク・ヒスン先輩は僕とのシーンが多くはなくて、現場の編集部でちらっとお見かけしたが威圧感が違う。先輩はそれほど体格が大きいわけでもないが、大きく見える。それがカリスマというもののようだ。チャン・ドンゴン先輩は最後の撮影終わって『本当にとても感謝していますし、尊敬しています』と言ったら『兄さんと呼べ』『君を失望させる先輩にはならない』とおっしゃって本当に格好良かった」と伝えた。
引き続きイ・ジョンソクは「僕が登場したドラマをたくさん観る。それである時点以降から(成長が)止まっているのが分かった。その後は機械的で技術的に経験を積み重ねてできたスキルというか。『このト書きを表現するのにこの程度ならいいだろう』『こうすれば人々が喜ぶだろう』という考えが度々よぎった。それで『V.I.P.』が新鮮だった。苦労したが。後悔することなく熱心にしたし、苦言も受け入れる心の準備ができている」と伝えた。