元2NE1のDARA、「大根役者という酷評に萎縮、大衆をしっかり説得したい」

ガールズグループ2NE1(トゥエニィワン)出身のDARAが女優としての成長痛を告白した。
今月6日に公開した映画『ワンステップ』のヒロインを引き受けたDARAは、今までの自分の演技が低評価されていることに対し、率直な気持ちを伝えた。彼女は「私の特有なトーンがある。そのせいで“大根役者”という酷評を受けたりもしたし、萎縮した時期もあった」と正直に話した。彼女を奮い起こしたきっかけは2NE1解散以降に決心した一人立ちだ。
「実は2NE1の活動時もバラード曲には私のパートが少なかった。悲しい雰囲気なのに私の声トーンはそう聴こえないらしい。『MISSING YOU』が代表的だ。唯一悲しい歌ではパートが短かった。以前はわざわざ声を低くして歌ったりもした。ところが生まれつきのものだからかあまり変わらなかった。
事実、DARAの演技に対する評価は厳しいものが多かった。アイドルグループ2NE1メンバーとしてのイメージが強すぎるからだろうか。とりわけ彼女のハイトーンボイスに対する好き嫌いが分かれた。DARAもやはりこれをよく知っていた。このような理由でDARAは萎縮したこともあると打ち明けた。その一方で彼女は「経験を通じて学んだことが多い。私の声で大衆を説得したいという欲もできた。短所よりは長所を生かすようにと考え方を変えた。いつかは人々が観るのに違和感を感じさせないようにしたい」と、き然と語った。
彼女の次の行動は映画『チーズ・イン・ザ・トラップ』だ。ヒロインのホン・ソル(オ・ヨンソ)の友人チャン・ボラ役を演じる。彼女は素敵なチャン・ボラのイメージを生かすために努力した。オーディション当時にすがすがしく吐き出す直接的な話し方まで準備して製作スタッフを驚かせたという。DARAは「何かを作るより普段の自分のスタイルのとおり遊んでみようと思う。監督の要求だ」と期待感を表わした。
DARAの最終目標は万能エンターテイナーだ。歌手兼女優のオム・ジョンファが目標だ。彼女は「『ワンステップ』試写会の時にBOMとそのような話を交わした。オム・ジョンファさんは演技中に歌手としての姿を思い起こさない。反面歌手として舞台に上がった時も似合う。女優としての姿を思い起こさせない。私もやはり他の分野で変身したい」として“リトル オム・ジョンファ”になりたいという抱負を明らかにした。
「もちろん私がオム・ジョンファさんのようばかりはできないだろう。それでもあの方の軌跡について行こうと思う。色々な分野で熱心に活動したい。似合うように努力する。歌手と女優はしたので、後はラジオDJだけが残った。必ず一度は挑戦してみたい。