少女時代ソヒョン、末っ子の反乱…“少女ではなく女”

少女時代ソヒョンが女性として新たに出た。ステージで10秒しか歌えなかった少女時代の末っ子ソヒョンから抜け出し、初めてテレビでソロ歌手として歌唱力を思う存分誇った。隠された歌の実力に判定団はもちろん視聴者も驚いた。
MBCバラエティ番組「覆面歌王」ではコッコデクの正体がソヒョンだと明らかになり、驚きで包まれた。
コッコデクは花道(NORAZOのYi Hyuk)と対決した。Yi Hyukはハン・ギョンイルの「私の人生の半分」を、コッコデクはMamamooの「You’re the best」に挑戦した。ソヒョンはひとりで歌い切るのが難しいMamamooの歌を見事に消化した。しかし誰もソヒョンの正体を当てることができなかった。それだけソヒョンが自身の実力を表わす機会がなかったということだ。
しかし残念ながらソヒョンはパワフルな歌唱力を誇ったYi Hyukに押されて敗北した。ソヒョンは3ラウンドのために準備した歌を歌って正体を公開した。ミュージカル『アイーダ』の1曲だった。ミュージカル『風と共に去りぬ』で好評を得た理由が分かった。歌謡を歌う時とはまた違う魅力が光った。
ソヒョンは正体を公開した後、格別な感想を伝えた。彼女は「10年間末っ子のイメージだ。私の中の様々な姿をお見せしたいが、固定観念があって苦しかった。もう女性になったので、そのような姿を音楽で、演技でお見せしたい。私はこれ以上末っ子ではない。女性の年齢になった」と語った。
さらに「とても良かった。仮面の中でずっと笑って仮面に当たって痛かった。デビュー後で一番幸せだった。自分の姿を知らずに称賛されるのが本当の称賛のように聞こえた。今までの努力が無駄になってはいないんだ、そう思った」と感想を伝えた。
デビュー後一番幸せだったと明らかにした程に喜んだソヒョン。彼女が今までどれくらいソロとして、末っ子ソヒョンではないひとりのミュージシャンとして認められたかったのかが垣間見えるステージだった。驚くべき歌唱力を誇ったソヒョン。彼女はもうこれ以上少女時代の末っ子ではない。