BTOB、「お金を貰って両親に車やお小遣い…幸せだ」

「いつか時が来ればカッコいいパフォーマンスをお見せする」
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2012年にデビューしたアイドルグループBTOBはいつの間にか5年目になった。BTOBは「It’s Okay」「家に帰る道」に続き、今回の「春の日の記憶」を発表してバラード3部作を完成させた。普通ダンス曲で勝負する男性アイドルグループがタイトル曲でバラードを、それも3回も連続して前面に押し出したのはBTOBが唯一だ。

BTOBは最近8thミニアルバム『Remember that』の発売記念インタビューを行った。

3度のバラードが「危険だと考えたりはしないか」という質問にソンジェは「危険だと考えることもできる。だがBTOBの歌手人生を長く見ればとても小さいことに過ぎない。成長のために引いている。ファンの方々が待ち遠しくなるよう、恋の駆け引きをしていると考えたい」と話した。ウングァンも「春だから、あえてダンス曲ではなくても季節に合う歌が良いのではないかと思った。危険だという考えは特にしなかった」と明らかにした。

ある程度の顔は見せたが、まだ行く道は無尽蔵だ。

ミンヒョクは「僕たちで多くの話を交わす。ソンジェが話したように長い目で見ている」としながら「まず方向性に対して話し、僕たちで研究した結果同意した部分は、バラードやヒーリングアイドルも良いが、いつか時が来ればカッコいいパフォーマンスをお見せするべきだということだ」と伝えた。彼は「僕たちはバラードだけをできるチームでもない。様々なパフォーマンスをお見せするため熱心に準備する」と語った。

この話を聞いてソンジェは「アイドル界の『キルミーヒールミー』になります!」と叫んで一同を爆笑させた。『キルミーヒールミー』は多重人格で良く知られたドラマの題名だ。とんでもなくも思える発言だったが、BTOBの魅力は彼らが話したように多彩だということにあった。イルフンは「どんな曲で活動するのかが重要なのではなく、どれほど良い曲で記憶に残る活動をするかが重要だと考える」と立派な声で話した。

BTOBは認知度をアップして人気が出たおかげで、収益が支払われて両親に親孝行ができた。
支払われた収益で何をしたかという質問に「両親に親孝行が出来て嬉しかった」と口をそろえた。

チャンソブは「精算されて母の車を買い替えてあげた。母が10年ほど車に乗っていて、とても古くなったようで替えてあげた。心が満たされた」と笑ってみせた。

ソンジェは「最初から母にお金を任せました。まだ幼くて財テクが分からないので、母に全て任せてお小遣を貰って使っている」と明らかにし、イルフンは「ブランドのカバンを買ってあげて、父のスーツも合わせてプレゼントした」と紹介した。

ヒョンシクも「イルフンとほとんど似ている。そこに旅行もプレゼントしてお小遣も渡した。僕は自らお金を積み立てて、財テクを僅かながらしている」と笑顔を浮かべた。

ウングァンは「借金を両親と共に返済している。頑張らないといけない」と笑った後「最近、父がサックスを趣味にしていて、良いものに買ってあげたら本当に喜んでくれた。お金は素晴らしいですね」と素直に話して皆を爆笑させた。

ミンヒョクは「チャンソプが車を買って差し上げて、僕たち皆もの凄い金額を受け取ったように感じるでしょうが、実はチャンソプは受け取ったお金をほとんど車の購入に使った。まだあまり収益を貰えない」と付け加えた。

ソンジェは「茶目っ気多い普段の姿のせいでステージ上の真剣な姿が心配になる時が無いか」という質問に「ステージの上では絶対に演技をしない。歌詞が重要だと考えるので、歌詞に合わせて自然な表情が出てくる」と明らかにした。

ウングァンも「ファンたちは僕たちの“ビーグルのように人懐っこい姿”をとても好きでいて下さる。全ての歌手がそうであるように、ステージの上では真剣だ。だからプレッシャーや心配はない」と付け加えた。

BTOBは各種な公式の場のフォトゾーンでセンス溢れるポーズで話題を集めた。組体操のピラミッドはもちろん、天地創造のパロディまで行って笑いを誘った。

イルフンは「そのようなアイディアはカメラ前に立つ直前に話し合う。『泣いちゃダメ』の活動の時から面白く写真を撮ろうとしている。ファンたちがとても喜ぶので、歌手なのに笑わせなければならないという圧迫感がある」と笑った。

ミンヒョクは「そのせいか音源のランキングより笑いに対するプレッシャーがもっと大きい。それが僕たちの性格のようだ。皆を笑わせたい。7人全員が同じような考えなので、愉快に気持ちをひとつにして取り組めるようだ」と明らかにした。