岐路に立つKARA、最善の選択は何か

ソロ?継続?ヨンジのポジションは?
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ガールズグループKARAの元祖メンバーギュリ、スンヨン、ハラが所属事務所DSPメディアとの契約満了時期を控えて苦心中だ。再契約を通じてチームを継続するのか、そうでなければ巣を移して各自の活動を広げるのかという悩みだ。
KARAは今までチームとして高い人気誇り、ソロでも活発な活動を広げて可能性をテストしてきた。ソロデビューはもちろん、各種バラエティ、ドラマや映画を通じて役者としてもファンたちの前に登場した。これに対し彼女たちがどんな選択をすることになるのか、大衆はもちろん業界関係者たちの関心が集中している状況だ。

KARAの契約更新の話題は2013年10月の以降約2年ぶりだが、これに対し様々な大手芸能事務所がメンバーに個人的に接触していると伝えられている。現事務所を離れて違う事務所に移籍する場合、“KARA”というチームで活動するのが現実的に難しいため、慎重な選択を要する状況だ。これはすなわち解散を意味する。選択は2種類だ。再契約を通じてチームをそのまま維持するか、そうでなければDSPを離れてソロ活動を行うかだ。

どちらの選択も明らかな短所があり選択は容易ではないと見られる。最近停滞したりもしたが、今まで積み重ねたキャリアと認知度が高く、相変らず恐ろしい火力を見せられるチーム。ソロ活動を行ってもこのように強固な垣根の中での活動と、“KARA”という所属感を喪失したまま行うソロ活動は厳格に違う。今までソロ活動を活発に広げられたのも“KARA”としての認知度のおかげだったのではないだろうか。
しかしもう少し自由に活動を広げられるという長所だけは明らかだ。自身について回る“KARA”という名前を消せば、本人だけのカラーを作っていくのに肯定的に作用する。特に3人とも演技やバラエティに関心を見せている状況なので、これはかなり重要な要素だ。チームのカラーを消して自分だけのキャラクターを持つということは、長期的に見て、より有利に作用できるためだ。

もし再契約が出来なければ、契約期間が残るヨンジのポジションが微妙になる状況だ。サバイバルオーディション番組を通じて何とかKARAに合流して以降、各種バラエティを通じて猛活躍して認知度を一気に引き上げたが、ソロとしてどれくらい良い活動を見せられるかは未知数だ。
KARAの契約問題に対してDSPメディアは極力沈黙を守り、用心深い反応を見せている。それは契約期間が残っている状況でまだ決定された事項が何もないためだ。1月末頃になって初めて3人の去就に対する輪郭があらわれるだろうというのが業界の分析だ。DSPメディアの立場も“KARA”が持つ象徴的な意味は大きいため、どんな結果が出るのか成り行きが注目される。