“10周年”SUPER JUNIOR、固くひとつになった愉快な兄弟

お互いへの率直な話、和気あいあいとした雰囲気
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グローバルな韓流帝王SUPER JUNIORが帰ってきた。10年という時間でより一層固くなったメンバーの姿から、彼らが真の“家族”であることが感じられた。

SUPER JUNIORは今月15日午後、ソウル市江南区(カンナムグ)三成洞(サムソンドン)COEXアティウムでデビュー10周年記念スペシャルアルバム『Devil』の発売記念記者懇談会を開いて本格的なカムバックを知らせた。この日メンバーはお互いに向かって率直な話を切り出しながら和気あいあいとした雰囲気を作った。文字どおり“祭り”を楽しむ姿だった。

▲イェソン「3年ぶりに席を共にすることになった。その時間の間、メンバーとステージに対する大切さをたくさん感じた。本当に熱心に活動したい。」

▲イトゥク「人生は近くに立って見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇という言葉がある。これまでの10年を振り返ると全て思い出で、今の席に至るまで血となり肉となる時間だった。いつの間にかSUPER JUNIORの名前で10年経ち、多くのアルバムが積もった。数字に執着せず常に今回が最後という覚悟で活動に臨む。今回も本当に頑張ってみる。」

▲ドンヘ「ファンとメンバーにしたい話があった。10年間一緒にいてくれて感謝の気持ちを表現したかった。時には辛いこともあるけど、君らと共に行けば良いんだという思いを込めた。1編の映画を見るように、10年の歳月がよぎった。楽しく作業した。」
先立って「Mr. Simple」「Sexy Free & Single」「MAMACITA」などで息を合わせたホン・ウォンギ監督の作品。SUPER JUNIORの華やかなパフォーマンスはもちろん様々な映画のトレーラーが込められた風変わりな構成で、見る面白みを増した。さらに超高速ファントムカメラなど様々な特殊装備が動員され、特殊爆破およびアクションシーンなどで一層ダイナミックな映像を完成した。

▲ウニョク「今までパフォーマンス型のミュージックビデオをたくさんリリースしたが、今回は今までしてみなかった試みをした。多くの方々が観て好きになって下さったら嬉しい。」

▲ヒチョル「リップシンクをする部分で女性ダンサーたちと強烈なパフォーマンスを試みたが、本編で見られなくて寂しい気持ちもある。高級なパフォーマンスなので19禁バージョンで一度公開して欲しいという欲もある。」

○取材陣質疑応答

Q.10年間チームを維持できた秘訣は?
イトゥク「それぞれ違うことを認めたおかげではないかと思う。互いに間違っているわけではなく、違うということを認めるのに10年かかった。ある瞬間1人、1人が全員良くなった。僕がこのチームのメンバーでなくても、SUPER JUNIORは好きになるしかないグループだと思う。」
キュヒョン「6ヶ月程度しか差がない。ところで僕だけ10周年ではない(笑)。13人になれば僕はどれほど嫌われるかと心配した。幸いチームがうまくいく雰囲気で合流することになった。」

Q.ガールズグループ大戦
イトゥク「ガールズグループ大戦を行っている方々と共に活動して、より一層近くでステージを見ることができるので、とても楽しくて幸せな時間だ。」

Q.10年間で最も記憶に残る瞬間
シウォン「『美人(BONAMANA)』と『SORRY, SORRY』が台湾で121週連続1位を取ったことを思い出す。本当にSUPER JUNIORとして責任感がまともに生まれた瞬間だった。今後さらに熱心にして、その記録も一度越えてみたい。」

Q.シンドンに一言
イトゥク「頑張って耐えて訓練をしっかり受けて元気に帰っておいで。がらりと変わる生活は大変なことだと知っている。だからこの言葉が一番伝えたい言葉だ。」
ヒチョル「大韓民国の男ならみな体験することだ。もちろん僕たちのチームには現役兵も公益勤務もいるが、とにかく国防の義務を果たしたメンバーがいる。ひとつ感じるのは、軍隊は当然のことなのだから、特段緊張することではないということだ。」

一方SUPER JUNIORは10周年記念スペシャルアルバム『Devil』を発売する。今回のアルバムには同名のタイトル曲をはじめダンス、バラード、ポップなど様々なジャンルの10曲が収録される。これと共に今まで活動したユニットの特徴に触れられるトラックも満たされた。
特に今回のアルバムには豪華な作家陣が共にして注目を浴びている。世界最上級プロデューシングチームStereotypes、ヒット作曲家ケンジなどはもちろんイ・スンファン、キム・ユナ、薔薇旅館(チャンミヨグァン)、Epitone Projectなど韓国を代表するシンガーソングライターとのコラボレーションも行った。

タイトル曲『Devil』はトレンディーなメロディを持つダンスナンバーで、幸せな瞬間が訪れても再び苦しさにもがくことになる絶え間ない愛の渇きを入れた。凄まじい愛にハマったひとりの男の告白を遠回しに悪魔として表現した点が特徴だ。
SMエンタテインメントは「SUPER JUNIORはアルバムごとに国内外の各種音楽チャートを席巻するのはもちろん、輝かしい成果を上げてきた。ユニットおよびソロ活動により猛活躍する万能エンターテイナーグループであるだけに、今回のデビュー10周年の記念スペシャルアルバムもたくさんの人気を得られるだろう」と自信を持った。