少女時代のユリ、熱愛を認める

阪神タイガーズに所属しているプロ野球選手オ・スンファンは、別名「石仏」。

最高の瞬間でも、最高の危機でもなかなか笑わないため「石仏」と呼ばれている。そんなオ・スンファンが彼女の前では武装解除したように明るく笑う。石仏までも笑顔に変えてしまう彼女とは、果たして誰なのだろうか?それは、少女時代のメンバーユリだった。

日本で活躍中の投手オ・スンファンが、少女時代のユリと熱愛5ヶ月を迎えている。韓国芸能スクープ専門メディア「ディスパッチ(Dispatch)」は、オ・スンファンとユリのデート現場をキャッチした。オ・スンファンが日本に入国してから、今シーズンを控えてグアムに出発前まで、二人はお互いに忙しい時間を割いて愛を育てていた。両者の側近によると、今はシーズン中なので電話とメールでやりとりしているという。

韓国最高のアイドルと韓国最高の抑え投手の出会いとは一体どのようにして始まったのだろうか?とにかく素朴だと言える。食事をして、カラオケに行って、映画を見る。知りあったばかりの恋人という感じだ。

12月24日、最初のデートで映画『国際市場で逢いましょう』を見て出てくる姿が捕えられた。オ・スンファンとユリは始終おしゃべりをしていた。オ・スンファンは『国際市場で逢いましょう』の方言を真似する個人技(?)を披露しこれにユリは笑った。そうやってユリが笑うと、オ・スンファンもつられて笑った。

二人のデートには、オ・スンファンの親友Sさん(前野球選手)も同席した。オ・スンファンの知人たちと馴染みながらデートを重ねるため周りからの疑いも避けることができた。

オ・スンファンとユリのデートは、2〜3日の間隔で繰り返された。オ・スンファンがユリをピックアップし、あまり遅くならないうちに安全に家まで送った。デートコースは目撃談によると、仁川近郊で風に当たったり、遊園地に行ったり、焼き肉を食べたり、カラオケに行くなど、普通のカップルと変わらなかった。

二人のデートは、オ・スンファンがグアムに出発する前日まで続いた。12月27日、オ・スンファンがグアムへ自主トレーニングに向かう前日、ユリはKBS-2TV「歌謡大祝祭」を終わらせるとすぐに、オ・スンファンが滞在していた屋台に同席した。野球選手は休暇期間が終わると体作りに専念しなければならない。ユリは、この日以降しばらく会えなくなるということを意識しているからか、いつも以上に明るく、いい笑顔を見せた。訓練に向かう恋人の負担にならないように努力して別れの悲しみを隠しているかのような姿だった。だからオ・スンファンも心置きなくグアムに向かう飛行機に乗れたのかもしれない。

しかし、オ・スンファンは「抑え投手」だ。彼の抑えは違っていた。トランクを開けてショッピングバッグを取り出して、はにかむように近付いてユリに持たせた。これがオ・スンファン流のお別れであった。彼なりの無愛想な愛情表現だった。

オ・スンファンとユリは、今も愛を続けている。もちろん、シーズン中のため頻繁に会ったことはできない。それでも厳しい試合の後には、ユリの声が「Vita500(韓国のビタミン入りドリンク)」だという。