EXO、カイからシウミンまで…ティーザーの中に隠されたヒントを探す

ニューアルバム『EXODUS』でカムバックを控えるEXOのティーザー映像が順次公開されるたびに、隠されたヒントを見つけようとするファンたちの熱気が増している。

EXO所属事務所SMエンタテインメントは19日、カイのティーザー映像をはじめにタオ、チャンヨル、シウミンの「パスコード」映像を順次公開した。今回もメンバーに付与された超能力が光を放ちながら、それぞれの映像で各国の都市と特定の時間が公開され、関心を引き出した。

最初のティーザーの主人公はカイ。映像の中のカイは、スーツを着て街を歩いているが最後は瞬間移動という超能力を利用して画面から消えた。カイは、ティーザー公開とともに、自身のInstagramを通して「Here I Am。BARCELONA 10:10」という文を残して関心を高めた。

続いて公開されたタオのティーザー映像の背景は、とあるカフェ。カイが予告していたバルセロナ10時10分に時空間が設定されていた。タオは、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいたが、10個の物体の記事を読み、時間を停止する自身の超能力を覚醒することになる。

次の都市は、アメリカ・アリゾナ州。時間は午後5時12分を指している。野原に横になっていたチャンヨルが目を覚まし、止まった懐中時計を見て森に移動する。火の超能力で森を燃やす彼の止まった時計は5時7分を指しており、この時間は次のティーザーが公開される時間と都市のヒントになった。

21日に公開された4つ目のティーザーの主人公はシウミン。チャンヨルのティーザーで予告されていたベルリンの5時7分を背景にした映像の中のシウミンは、ベルリンの街を歩いて家に帰ってくる。見ていたTVで奇妙な現象を見ると急いで外に走りだす。家に残された彼が手にしていたコップは凍りついており、シウミンの超能力が氷だということを示唆した。シウミンが見ていたTV画面には、エディンバラ15:25という次のティーザーのヒントが残されており、ファンの関心を集めた。

つながりを持っているEXOのティーザーが1つずつ公開されるたびに、ファンはこれに対して様々な解釈を出している。シウミンの映像で示されてコマを見て「インセプション」の概念を思い浮かべたり、ニューアルバムのタイトル”EXODUS”に焦点を置き、聖書の出エジプト記とティーザーの内容を結びつけたりするなど、その意味を拡げている。計4つのティーザーが公開された中で、次の映像の主人公は誰になるのか、その彼が与えるヒントは何なのか、期待が高まっている。