2011年にデビューし、今年5年目に入るグループBOYFRIENDは最近、興味深い変化と成長を遂げている、注目すべき点の多いグループだ。
ヨンミン、クァンミン、ミヌ、ヒョンソン、ジョンミン、ドンヒョンの6人で構成されるグループBOYFRIENDは、5年前になるデビュー当時、「彼氏のようなアイドル」がコンセプトのグループとして大衆の前に立っていた。
彼らはパステルカラーの衣装を着ながらウィンクをして、柔らかなポップ風の曲を主に歌っており、韓流の追い風に乗って日本での活動を積極的に行ってきた。2012年ごろから1年6ヶ月の間、主に日本に留まって活動してきたため、韓国内では長い空白の期間になった。
■新しいスタート
昨年6月に韓国で発表されたカムバックシングル「OBSESSION」は、BOYFRIENDの新しい歴史の出発点だ。「OBSESSION」に続いて、10月には「WITCH」を発表し、大きく変わった姿をうかがわせた。可愛かったルックスが売りのアイドルではなく、力に満ち溢れたステージを披露し、さまざまな年齢層からの視線を釘づけにした。
ドンヒョンは「新しいことに試みるというのは本当に気持ちがいいです。徐々にアップグレードされていくという感じで力も出ますね。ステージの下では、前みたいに”純粋で可愛らしい”親しみやすいスタイルを維持しながらも、ステージ上では近づきがたい感じを与えようというのが、最近の僕たちの活動の特徴です」と説明した。
昨年11月にMTV「ザ・ショー」で初めて1位という光栄を手にした。また、似たような時期に韓国内で初の単独コンサートを盛況のうちに行い、ファン結集を誇りもした。最近では、海外ファンのラブコールが続いており、5月にブラジル、アルゼンチン、メキシコ、ボリビアの4カ国を回る中南米ツアーに突入する予定だ。
■少年から男に
グループの色の大きな変化に対してメンバーたちの感慨は格別だった。ジョンミンは、ファンたちの熱い呼応に「少年から男に生まれ変わる過程を自然に見せることができたので、反応が良いみたいだ」と話した。クァンミンは「個人的には今のコンセプトがすごく好き」としながら「以前のコンセプトは僕にとって少し恥ずかしい時もあった」と振り返った。
ヨンミンは「グループ名”ボーイフレンド”というのは、必ずしも”きらきら”している必要はないと思う」とし「男らしく強い彼氏もいるし、無愛想な彼氏もいるのだから、多様な解釈が出来る醍醐味を試してみことができるはず」と述べた。今後の様々な変化をほのめかしたヨンミンは「歌の中で少し悪い彼氏になってみたい気もする」と付け加えた。