JYJジェジュン、大阪聞いて置いた“ソロパワー”

JYJのジェジュンが今月18日、日本・大阪城ホールで「2013 Kim Jae Joong 1st Album Asia Tour in Osaka」を開いて1万1,000人のファンと会った。

定刻の午後7時が少しすぎた頃、オープニング映像と共に轟音が流れ出始めると、すぐにファンたちはいっせいに叫び声を上げて赤いペンライトを持って席から立ちあがった。華やかなレーザーが公演会場を交差して幻想的な雰囲気に包まれ、ついにジェジュンがステージの下から上にせり上がって登場した。ファンの歓声が一層大きくなり、上半身裸にブラックのファーコートを掛けたジェジュンは、全身で現場の熱気を感じ取った。

悩殺的な目つきと自由な身振りが、ビジュアル系のロッカーのような印象を与えるなか披露した1曲目「9+1#」は、公演前の記者会見でアピールした彼のロック魂を如実に感じさせた。直ぐに続いた「Butterfly」で、また違う雰囲気でロッカーの本性を表わした。2曲とも今回の1stアルバム収録曲で、ジェジュンが作詞あるいは作曲に直接参加した作品だ。

熱唱を終えた彼は「皆さん、こんばんは。ありがとうございます。ジェジュンです。昨日に続き今日もお目にかかりますが、平日で雨も降っているのにこのように来て下さって感謝します」という最初の挨拶を始まりに、観客を魅了するトークを始めた。

続くジェジュンの公演はロックの本能がうごめく感覚的ながらも情熱的な曲と、特有のハスキーで甘美なボイスが引き立って見えるバラード曲が入り乱れ、充実した3時間を届けた。アンコール曲2曲を合わせ、20曲の様々なステージが1万1,000人の観客を夢中にさせた。

最後の歌が終わり、客席のアンコール要請が続くとすぐに再び登場したジェジュンは、物足りなさがあるように多くの話を続けた。人気に背中を押されて追加で編成された今回の大阪公演の終盤で彼は「10周年を祝うメッセージ、本当にありがとう。今月26日でちょうど10周年になります。長い時間、実際の活動は半分しかできなかったが、いつも皆さんが一緒にして下さった期間があって本当に幸せでした。今後入隊をして1年半くらい活動ができなくなるはずですが、1年半という時間が短いと言えば短いと言えますが、恐ろしくはありません。常にそばにいますから」と話して内心を表わした。

また「長い時間待ちながらいろいろ話したいのに…(中略)遠距離恋愛ってこんな気持ちでしょうか?いつもそばにいるから…(僕が)『単に僕は芸能人だ、スターだ』と考えれば、私たちはここで終わるでしょう。日本のファンの皆さんは、長い時間会えなくても待って下さった期間…8年前だと聞きました。やはり4年も活動しなければ、全て諦めませんか?それで僕はより一層感じます。僕たちには障害物がないって!」と語り、長時間日本での空白にも関わらず変わらず支持し続けたファンたちに向かって、再び感謝の気持ちを明らかにした。

引き続き「僕はスターだけどスターじゃありません。人間です。いつも暖かな気持ちで皆さんと時間を過ごせるように努力して、また会えるようにします」と終えて、4年ぶりの日本活動、そして初めてのソロツアーによる歓喜と感動を十分に味わった。

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