「花よりお姉さん」のストーリーラインに、風変わりな面白味を引き出す

誰も想像できなかった変化が始まった。

“チムスンギ”(お荷物スンギ)が“荷物”を脱いで、“荷物”を持ち始めた。もちろん試行錯誤は相変わらずだった。しかし彼は明らかに“進化”していた。

tvNバックパック旅行プロジェクト第2弾「花よりお姉さん」 第3話のイスタンブールでの最終日、イ・スンギの覚悟は悲壮感が漂った。再び“お荷物”にならないため、努力に努力を繰り返した。夜を明かしてクロアチアの首都ザグレブに対して研究して勉強した。

ザグレブへ出国する当日、皆が爽やかな朝をむかえる時、彼は眠たい目をこすらなければならなかった。2時間30分の飛行と共にイ・スンギは自身の肩を押さえ付けた“荷物”を投げてしまった。ザグレブ空港に到着するやいなやイ・スンギは、空港カートがある方へ走っていった。お姉さんのせっかちな性格を知っているからだった。彼は初めて会う外国人にいきなり「カートを借りてほしい」と話す“ずうずうしさ”も見せた。それだけではなかった。今までイ・スンギは“荷物屋”の役割どころか、バスあるいは地下鉄でまともに降りることもできなかった。今回は違った。お姉さんの後に立って、彼女たちの荷物をもつ思いやりを見せた。

“女”に対しても徐々に理解し始めた。焼き栗が好きなキム・ジャオクの気持ちを先に読んで焼き栗を準備した。年を取っても「美しい」と言われるのが好きな女性のために、暇さえあれば「美しい」という言葉で気持ちを盛り上げた。しかし完璧なはずはなかった。カートを借りた荷物屋にお金を支払わなければならないという事実を知らなかった。バスの路線を混同するのも前回と同じだった。しかし誰も彼をとがめられなかった。11月にも関わらず、全身に汗を流して飛び回ったためだ。

イ・スンギは製作スタッフとのインタビューで「マネージャーの事を思い出した。マネージャーの苦労が分かった。どんな事もただできるものはなかった」と話した。それと共に「海外のバックパック旅行は今回が初めてだ。本当に容易ではない」と話した。これを聞いたユン・ヨジョンは「当然だろう。スンギは早く出世した。誰かがしてくれることだけをしてもらった。あの子に何ができるのか。あの子も大変だろう」としながら首を縦に振った。ユン・ヨジョンは放送序盤「イ・スンギは仁川(インチョン)空港からクビにしなきゃいけない。使い道がない」と最も“苦言”を呈したお姉さんだった。イ・スンギの努力はそのような一番年上のお姉さんの心も溶かした。

そして一冊のノートが発見された。ナ・ヨンソクプロデューサーはお腹を抱えて笑って「これが何か分かるか。イ・スンギノートだ。ザグレブ空港から宿舎まで向かう4種類の方法が書かれている。本当に細かに」と驚いた。イ・ミヨンは残念な後輩に「率直に話せば期待値は落ちた。だが、愛情度は急上昇した。本当に優しくて可愛らしい」と褒めるほどだった。イ・スンギが届ける“面白味”と“意味”は格別だった。イ・スンギは多少地味と言える「花よりお姉さん」のストーリーラインに、風変わりな面白味を引き出す。彼の“成長期”もまた、番組の違う見どころになっている。

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