MBLAQイ・ジュン、アイドルから俳優まで「熱心にすれば…なせばなる!」

『イ・ジュンは俳優だ』、最近アイドルグループMBLAQ(エムブラック)のイ・ジュンが最も多く聞く言葉だろう。

彼はキム・ギドク監督が製作した映画『俳優は俳優だ』で、どん底から頂上まで登りつめる俳優オ・ヨン役を担って、バラエティ界の光と影をリアルに描き出した。特に善と悪を行き来する細かな感情と情熱が感じられる目つき、衝撃的なベッドシーンまで見事に消化し、初めての演技挑戦というのが信じられないほどだ。

今までアイドルが演じれば、ほとんどがカリスマあふれる“素敵な”役が主をなした。しかしイ・ジュンはその枠組みを破って、劇中鳥肌を立たせるほど空しいキャラクターに変身した。ここにタバコ、悪口、ベッドシーンまで追加して大胆なアイコンになった。だが、イ・ジュンの演技を見ていると、衝撃的な演技に眉をひそめるよりは、かえって彼の挑戦に拍手を送りたくなる。それだけ演技が上手かった。

イ・ジュンは初めての主演挑戦に対し「『俳優は俳優だ』の公開前に約3回観た。初めは震えて考える余裕もなくてまともに観られなかったし、その後に映画を観た時は、毎回雰囲気が違った。この映画は芸能界の話だが、それは素材なだけで結局は人が生きていく話を描いていると思う。生きながら多くのことを体験するじゃないか。そのような面で、たくさん考えさせられると思う」と明らかにした。