BEAST「まだ頂点ではない」

アイドルグループ5年目になれば、いつの間にか歌謡界で“先輩”と呼ばれ始め、せわしい生活は日常になる。

2009年デビューし、今年で5年目に入ったアイドルグループBEASTがまさにこのようなポジションだ。「もう歌手の生活に適応しました。始めは全てのことが見慣れずプレッシャーになりましたが、もう自分の職業という考えになりました。努力しなければ淘汰されるということも悟り始めました。」(ユン・ドゥジュン)

BEASTは先月2ndアルバム『Hard to love,How to love』を発表した。アイドルグループでは周期が長い、1年ぶりのニューアルバムだ。すでにタイトル曲「Shadow」で音源チャート1位、3つの歌番組で1位も占めた。普通男性グループは音源チャートで劣勢だが、彼らは例外だ。実はデビュー初期に彼らは確実で独歩的なチームカラーを持っていなかった。既存の男性グループの公式から大きく抜け出せなかった。しかし一年ずつ時を重ねるほど内面を満たし、頭角を現わし始めた。

去る5年間の変化を尋ねると、すぐにチャン・ヒョンスンは「各自の才能が開花し今ではステージも非常に豊かになった」と語った。ヨソプは「最初は容姿に自信がなかったが、もう人間らしくなったと思う」と自虐して笑った。今まで彼らは日本進出、ワールドツアーなどグローバルなステージを経て“LTE級の速度”でファンを増やしていった。公式ファンカフェの会員数は28万人、BEAST YouTubeチャンネル購読者数は51万人、海外ファンサイトがある国は34ヶ国に達する。

「まだ頂点に上がったとは考えません。どの位置にいるとは感じられないが、ファンたちが好きでいてくれるのは体感します。ファンの中には若い子が多いので、僕たちが良い影響を与えようと努力しています。」(ヤン・ヨソプ)