2NE1を越えた悪い女CL

CLは本当に「悪い女」のようだ。

「私は女王蜂」と叫ぶ堂々とした歌詞、パンツ姿(?)も辞さない果敢なファッション、他の人々とは違った“姉さん”のオーラが感じられる。だが、ステージの上のCLを本当に悪い女にする要因は別にある。それはまさにパフオーマンス。

「悪い女(THE BADDEST FEMALE)」の振りつけはドギーダンスを基盤にしている。ドギーダンスとはヒップホップダンスの一種で、からだの反動と振動を活用した踊りを称する。アメリカで最近数年間流行したダンスで、基本のステップを習えば、自由に応用が可能だ。主に男性たちが踊るが、韓国人女性歌手ではCLが唯一、全体パフオーマンスにドギーダンスを応用した。

◆CL、なぜドギーダンスを選んだのか

ドギーダンスはアメリカでは良く知られたダンスだ。何年か前に流行し、今では定着した。さらにドギーは基本ステップだけ行えば、自由に応用が可能だ。そのためさらに難しく、誰が踊るかによりその雰囲気は千差万別になる。クールなダンスをするのは容易なことではない。

YGの振りつけチーム理事は「だからこそCLがさらにドギーダンスにぴったり」と断言した。彼は「練習生当時、CLはひとつの動作を教えれば、自分のスタイルに応用した。群舞の妨害(?)にもなった」としながら「ドギーの場合、自身のスタイルが重要だ。ヤン・ヒョンソク代表もそれを分かっているのでCLにドギーはぴったりだと考えた」と話した。

理事は「BIGBANG(ビッグバン)のSOL(テヤン)はドギーがうまい。ところがSOLがステージでこれを踊っても面白みに欠ける。ガールズグループがすればどうかと思った」としながら「これを消化できる女性歌手はCLだけだ。フックソングのダンスは飽きられている。そのため難しいことだが試みた」と説明した。