EXO「メンバー12人と固まっています…トイレに行くとき以外は」

「1位になってみたい」という“夢のような願い”は現実になった。

誰も予想できなかったので、それは喜びを飛び越えて衝撃だった。

12人組アイドルグループEXOは最近発表した1stフルアルバムのタイトル曲「オオカミと美女」で、地上波歌番組で1位をさらった。イ・ヒョリ、SHINHWA(シンファ)、SISTARなどそうそうたる先輩たちを抜いて1位に輝いたため、喜びの感想の代わりに声を出して号泣するだけだった。それだけ切実に成し遂げたい夢だった。

EXOは昨年世界市場を目標に6人ずつメンバーを分けて韓国(EXO-K)と中国(EXO-M)で同時にカムバックした“グローバル期待の主”だった。もちろん各種音楽授賞式で新人賞をさらって名前は売れたが、一般大衆には身近に近付けなかった。

それで今回の活動では12人が“完全体”でひとつになって「EXOだけの真の姿を見せよう」という目標を掲げ、舞台の外で自然で安らかな姿を見せることにした。またEXOという名前は広まったが、順位では惜しくも縁がなかったため今度は「1位になろう」という夢を育てた。

「昨年1年間、EXO自体をあまり知らなかったようだ。歌番組を見ない人たちは、僕たちを当然知らないだろう。当時は『僕たちを分かってくれるファンたちがいるだけでいいじゃないか』と考えて、それだけでも満足した。欲が少しずつ大きくなるほど、大衆に身近に近付きたかった。」