オ・ジホ「ヒロインを引き立たせる俳優?40代以降期待して下さい」

先日幕を下ろしたKBS2月火ドラマ『職場の神』でオ・ジホは、プライドが高い正社員チャン・ギュジク役で出演した。

良く言えば社内で順位をつけることだが、契約社員に「お姉さん」と呼んで差別する姿は多くの批判を受けた。それでも“パーマヘアー”チャン・ギュジクが憎いという評価は探すことは難しかった。憎らしいが憎めないオ・ジホの魅力が通じたのだ。

★最も多くのアドリブを見せた『職場の神』

コミカルな作品に何度も出演したが、演技しながらアドリブはしない方だ。アドリブは相手に迷惑をかけかねないという悩みが多かった。ところが僕の相手役であるミス・キム(キム・ヘス)というキャラクター自体が、全ての人の話を聞かないで突っ走るスタイルだ。

僕が何をしても受け入れないから「アドリブしよう」と思った。幸いヘス姉さんも性格が良くて称賛して壁を先に崩して下さったので、安心してアドリブを見せることができた。後半は製作スタッフと出演陣全員が僕のアドリブを期待してプレッシャーになるほどだった(笑)。

★このような雰囲気は初めて

『職場の神』の撮影を終了してMT(MEMBERSHIP TRAINING=親睦を深める旅行)も行ってきて、この前はチョ・グオンが出るミュージカルを団体で見物に行ったりもした。まだ劇中マーケティングチーム職員のモバイルメッセンジャーチャットルームでトークする。

色々な作品をしてきたがこんなことは初めてだ。ヘス姉さんのおかげが大きかった。初めはカリスマある姿に見とれてばかりいたが、積極的に身近に接して下さって「あなたにたくさん学ぶ」と称賛もしてくれた。経歴も多くて、そうすることは容易ではないが、常に後輩ひとりひとりをほめて下さる。

監督も俳優を尊重しながら、自身が考えたとおり導いていかれた。僕たちが迷う度に正確な方向を提示して下さるので、共同作業をしながら辛い点がなかった。