KARA、「新メンバー募集宣言」…KARA第3期を控えた期待と憂慮

3人組に縮小されたKARAが、新メンバー募集を宣言した。これでKARA第3期が開幕するわけだ。

KARAの所属事務所は、KARAのメンバーギュリ、スンヨン、ハラと共に活動するメンバーを選抜すると明らかにした。新メンバーはKARAの所属事務所の練習生で、番組に露出させてファンたちが直接選ぶ機会を用意する。

しかし募集人数や構成員に対してはまだ決定していない。練習生7人で構成された“Baby KARA”が、MBCミュージック「KARAプロジェクト」に参加して様々なミッションを遂行する予定だ。

このような便りが伝えられると、すぐにKARAのファンたちは両極端の反応を吐き出した。「新メンバーと会ったKARAの新しい姿が気になる」という期待感と「KARAの名前を残しただけで、もうこれ以上KARAではない」という憂慮に分かれた。

KARAのメンバー交替は今回が初めてではない。2007年3月にデビューしたKARAは、すでに脱退と合流の経験を持っている。現在の構成員のうちギュリ、スンヨンだけが元祖メンバーだ。ハラは2008年7月に投入された。デビューメンバーキム・ソンヒは2008年2月、ニコルは2014年1月にチームから脱退した。ハラと共に合流したジヨンは2014年4月でKARAを離れた。

事実上KARAは第2期をスタートして上昇気流に乗った。5人組に再編されてからKARAの認知度が上がり、同時に日本で大ブレークした。韓国よりも日本でさらに脚光を浴びるアイドルグループになった。KARAは韓国のガールズグループで最初に東京ドームで単独コンサートを開催する記録を樹立した。

今年でデビュー8年目をむかえるKARAは、再び変化を予告した。メンバー脱退と投入だけでKARAは第1期、第2期の時とは明らかに違う姿でカムバックする。しかし現在、期待よりも憂慮と心配がさらに大きいのも事実。大衆が馴染んだKARAと変化を試みるKARAの接点が見つけられるかは未知数だ。

これを意識したように、KARAのリーダーギュリは自身のツイッターに心境を吐露した。ギュリは「話したい、解きたい、慰めてあげたい言葉がとても多いけど、それを文字にするのは容易なことではありませんね。私たちを大切にして下さる皆さんを傷つけてごめんなさい。KARAという名を残すため、自信不足などなど胸が痛い言葉が多いですが、それは皆さんが考えられることとは違うということをお見せしなければなりませんね。それこそ私たちがやるべきことだから」としてKARAの活動意志を表明した。

KARA第3期に対して確定したことはない。ただし3人組ではなく新メンバーを通じて変化を試みて、雰囲気を刷新することを知らせた。果たしてKARAがすべての憂慮を乗り越え、ファンたちの期待を満たす姿でカムバックできるか関心が集められる。

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