パク・シフ ショック、2,000人が集まって北京空港マヒ

映画PRのため中国・北京を訪れた俳優パク・シフを見るために駆け付けたファンたちで空港一帯が麻痺した。

パク・シフは今月25日、中国映画『香り』の製作発表会に出席するため、北京空港を通って入国した。中国に出発する前、韓国で仁川(インチョン)国際空港にブラックのパーカーにスキニージーンズなど、オールブラックファッションで空港に入るパク・シフの姿が見えた。パク・シフは自身の空港ファッションに対して「気楽に着て来た」と明らかにして恥ずかしそうに笑ってみせた。

彼の復帰作『香り』に対して所属事務所の広報関係者は「シナリオとキャラクターがパク・シフさんと非常にマッチしていた。中国映画だが、韓国人の設定だという点が気に入り選択した」と話した。苦労して決めた復帰作なだけに、彼は製作報告会に参加する気持ちも格別だと言う。パク・シフは「とてもときめいている。気になるし、期待もしている」と明らかにした。

一方パク・シフ入国の報せに接して空港に駆け付けた約2,000人の中国人ファンが空港を取り囲んだ。一気に集まった中国人ファンがパク・シフの名前を熱狂的に連呼し、空港一帯が麻痺する物珍しい風景が広がった。

パク・シフを歓迎するために数多くの人が空港に集結し、事故を未然に防ぐために中国公安まで緊急投入された。そして当初、空港で予定されていたインタビューまで取り消しになるハプニングも広がった。現在中国内で巻き起こっている尋常ではない“パク・シフブーム”を立証したと言える。

所属事務所は「中国人ファンがパク・シフへ見せる変わりない応援と関心に驚いており、嬉しい限りだ。常に終始一貫したパク・シフになるため、より謙虚に努力する姿をお見せする」と明らかにした。パク・シフが出演する中国映画『香り』は、去年映画『ビッグ・ブルー・レイク』で第31回香港電影金像奨の新人監督賞を受賞したツァン・ツイシャン(曾翠珊)監督の新作。中国人女優チョンラン(陳燃)と共演する。

一方パク・シフは昨年初めに性暴行事件に関わったとされたが、嫌疑なし処分を受けた後、中国映画『香り』で演技復帰を宣言した。

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