SHINHWA、アンディの席を空けた“特別な”コンサート

韓国国内最長寿グループSHINHWAが今月23日午後、ソウル市オリンピック公園体操競技場でデビュー16周年を記念するコンサート「HERE」を開催してファンたちと会った。

今回のコンサートは残念ながら不法スポーツ賭博に関わって自粛中であるアンディを除いたエリック、イ・ミヌ、シン・ヘソン、キム・ドンワン、チョンジンがステージに上がった。

「Scarface」でコンサートの火ぶたを切ったSHINHWAは、強烈なサウンドと華やかな照明の下、熱い開始を知らせた。引き続き「Venus」と「Brand New」まで、熱狂的なダンスステージで雰囲気を熱くさせたSHINHWAに、ファンは歓声を惜しまなかった。

リーダーのエリックは観客に向かって「SHINHWAの一員になって、最後まで面白い公演を作ってくれることを願う」と話した。イ・ミヌは「体操競技場はSHINHWAにとって特別な場所だ。初めての単独コンサート、しばらく空白期を持たなければならなかった2008年のコンサート、2012年に4年ぶりに空白期を破って開いたコンサート。意味深い席なので、良い意味を持とうという意味で『HERE』と名前をつけた」と説明した。チョンジンは「この席にいないひとりのメンバーのために、もっと熱心に楽しい公演を作る」と、この場にいないアンディについて言及した。

SHINHWAは新しくバンドバージョンで編曲された「Shooting star」に続き、強いビートとパワフルなボーカルの「Red Carpet」のステージでファンたちを熱狂させた。さらに「Hey,Come On」のステージでは、イ・ミヌの優れたダンススキルとセンスが見えるソロダンスもひとつのカギだった。8thアルバムに収録された「Midnight Girl」は童話のような映像美と交わったメンバーの甘美な声を聴くことができ、続く「Hurts」は重い雰囲気で観客を静まらせた。

最近の曲だけを聴けたわけではない。なんと1999年に発売されたSHINHWAの2ndアルバムの収録曲である「希望」を始め、メンバーは公演隅々を歩き回って「キレイじゃないか」「タイムマシン」「Jam#1」のステージをひきつづき披露した。さらに今回のコンサートで初披露した「Move with Me」と「U」「マネキン」は、観客の反応が最も熱いステージだった。すでに30代半ばのSHINHWAメンバーの成熟したセクシーさが引き立って見えるステージでもあった。SHINHWAに1位のトロフィーを8度も手にさせた「This Love」も素晴らしくてセクシーなステージだった。この他にも「Let it go」「First Love」「On the road」など、SHINHWAだけの雰囲気が引き立って見えるステージも続いた。

アンコールステージが終わった後もSHINHWAメンバーはステージを降りなかった。イ・ミヌは「SHINHWAの記念ではないか。特別なプレゼントを準備した」と話し、ステージの後では、姿を見られなかったアンディが登場した。アンディは「僕が皆さんの前に立ってもかまわないか、勇気が出ないので非常に悩みました。でも皆さんに心から申し訳ないという言葉を伝えたくて、このステージに立つことになりました。ファンの皆さん、メンバーの方々、心から申し訳ありません」と繰り返し謝る姿を見せた。SHINHWAは「アンディと共にするSHINHWAのニューアルバムが10月にリリースされる予定だ」として、SHINHWAは6人であることを強調した。そして最後は6人のメンバーが「僕たちはSHINHWAです」と叫ぶ姿を見ることができた。

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