“アイドル出身”マルチプレーヤーのプレミアム時代

アイドル歌手として名前を知らせた。ステージを通じて初めて挨拶をし、名前を知らせた。しかし活動の半径を広げた瞬間、本人の価値を高めた。次の活躍が期待されるマルチプレーヤーに成長した。そんなアイドルメンバーを紹介しよう。

◆B1A4バロ、初めての演技からいとも容易く

グループB1A4のメンバーバロ(本名チャ・ソンウ)は、昨年初めて演技に挑戦した。ドラマ『応答せよ1994』でビングレ役を担い、忠清道(チュンチョンド)から上京した医大生に変身した。全羅道(チョルラド)出身にも関わらずバロは忠清道なまりまで見せた。バロは無邪気な語り口と表情を消化し、可能性を認められた。

ドラマ放映終了後、彼はB1A4のメンバーに戻って2ndアルバムを発売した。タイトル曲「Lonely」に続き、1位のトロフィーを手にした。B1A4の単独コンサートまで終えたバロは、ドラマ『神の贈り物-14日』のキ・ヨンギュ役として投入された。10代後半だが、6歳の精神年令を持つ知的障がい者に扮したバロは、違和感を感じない演技で好評を得ている。

◆INFINITEエル、ステージ、バラエティ、演技…全てそつなくこなす

人気グループINFINITEのメンバーエルは、リアリティーバラエティとドラマ出演を並行中だ。「THIS IS INFINITE」でエルは、言葉の代わりに目つきと優れた容姿でメンバーの間で本人の影響力を立証している。反面『ズル賢い離婚女』では、チャ・ジョンウ(チュ・サンウク)の運転手および秘書のキル・ヨハン役を担い、ドラマに溌刺とした勢いのある風を呼び込んでいる。

この中でエルは、INFINITEのメンバーとしても強烈なステージを整える。最近アンコールコンサートでINFINITEのワールドツアーを終えたエルは、4月にメンバーとカムバックする。完全体の活動はもちろん、コンサートで初めてデビューしたユニットグループINFINITE-Fの出撃も準備中だ。