INFINITE、アンコールの新鮮さ

先月28日午後7時、ソウル市松坡区(ソンパグ)オリンピック体操競技場でINFINITEの1stワールドツアー「One Great Step Returns」が開かれた。成功的に幕を閉じた最初のワールドツアーを記念するアンコール公演だ。この日INFINITEは合計27曲のライブステージで約1万人のファンをひきつけた。

彼らは一段階成長した姿を見せた。INFINITEはパフオーマンス、ライブはもちろん作曲の実力まで誇った。ここに予想していなかった新ユニットのステージを公開した。今までで一番豊かで、完成度が高い公演だった。ファンはINFINITEのヒット曲を共に歌いながら公演の雰囲気を高めた。リーダーソンギュは「ワールドツアーを始める時、憂慮の声も多かった。ワールドツアーを成功させ、アンコール公演も行えて本当に嬉しい。全てファンの応援のおかげだ。公演を行いながら、グレードアップした姿を見せる」と覚悟を伝えた。

◆「180分、休む間もない刃群舞」

オープニングから強烈だった。まず電光掲示板に花火が派手に映し出された。その花火は素早く移動し、ステージのあちこちを照らした。花火が止まる所には、黒いスーツを着たINFINITEが立っていた。メンバーは1人ずつステージの上に登場し、ワールドツアーの火ぶたを切った。

専売特許とも言える“刃群舞(刃物のように鋭く整った集団ダンス)”が引き立って見えた。INFINITEは「DESTINY」「Tic Toc」などのダンス曲で、定規で測ったかのようなダンスを相次いで披露した。パワフルなダンスはファンの視線をひきつけるのに充分だった。INFINITEのカリスマをまともに感じられるステージだった。

「Inception」「Be Mine」のステージでも、INFINITEのカリスマをしっかりと感じることができた。ハイライトステージは「PARADISE」。INFINITEは上半身裸になり、硬い筋肉質なスタイルをアピールしながら、さらにパワフルなステージが完成された。

◆サプライズプレゼント、新ユニットステージ

華やかなステージが続いた。INFINITEは今回の公演でソロ別の新曲ステージを初披露した。ファンのためのサプライズプレゼントだった。開始は“INFINITE H”で、HIPHOPジャンルの曲「Alone」を歌った。ホヤとドンホのリズミカルなラップが引き立って見えた。

ウヒョンは自作曲ステージを届けた。直接作詞、作曲したバラード曲「目を閉じれば」を熱唱した。ピアノの演奏と共にホットなボーカルの実力を誇った。ソンギュも自作曲のステージを整えた。幻想的なダンス曲「41」でパワフルなボーカルの実力をアピールした。

新しいユニットステージも登場した。エル、ソンジョン、ソンヨルで構成された“INFINITE F”のステージが続いた。INFINITE Fは「胸がときめく」を歌った。予想できないユニットステージにファンたちも大きな歓声を上げた。

◆“元祖親近感アイドル”、ファンたちと心通わす

INFINITEはステージの終始ファンと心を通わせることに気を使った。元祖親近感アイドルらしく、始終ファンと目を合わせて、会話した。特に「君が好きだ」のステージでは、ファンに投げキッスを飛ばしたり、手を握って近づいた。

サプライズイベントも準備した。INFINITEは「これより素晴らしいものはない」で人形が入ったカゴを持って登場した。1階や2階の客席のあちこちを縫って、ファンに直接プレゼントした。INFINITEのサプライズイベントにファンは席から立って歓声を上げた。

感動のシーンも忘れなかった。INFINITEはエンディング曲で「With…」を選んだ。「一緒に歩いてきたし、一緒に泣いたよね」というリフレインをファンたちと熱唱した。ファンたちは歌に合わせて「待ってたよINFINITE」と書かれたプラカードを揺らした。それを見たメンバーの目がしらも赤かった。

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