「ミュージシャンと呼ばれて成功したかったとすれば、違った道を選択しなければならなかった」

“JYJのジェジュン、BEASTのヨン・ジュンヒョン、Block.Bのジコ”…彼らの共通点は“作曲するアイドル歌手”という点だ。

ただメロディだけを口ずさんでアルバム・クレジットに名前を連ねるレベルではなく、作詞・作曲・編曲が可能であり、自身のアルバムを自らプロデュースして他の歌手にも曲を提供する、歌謡界で認められる“著作権アイドル”だ。

「最近気持ちが憂鬱で、ある飲食店で深夜3〜4時頃にひとりで酒を飲んでいたら、ジェジュン兄さんから電話がかかってきました。兄さんが『僕もひとりで酒を飲んでいる』と言って駆け付けてくれました。兄さんは僕が話をしなくても気持ちを汲んでくれる人で、僕と感じ方が似ているようです。」(ヨン・ジュンヒョン)

ジェジュンは「ジュンヒョンは悲しく見える時が多い。それで会った時にジュンヒョンが笑っているのを見ると嬉しい」と話すと、すぐにジコは「兄さんたちは悲しい感情を楽しむ人々のようだ」と相槌を打った。

◇アイドルとアーティストの境界…「先入観が残念だ」

韓国でアイドルは主流であり、羨望を受けると同時に非難の対象になったりもする。特にアイドルの称号を得る瞬間、音楽面で評価が下がる傾向がある。そのためにレコード企画会社はアイドル歌手にアーティストあるいはミュージシャンのイメージを加えようと、メンバーが作詞、作曲に参加したという点を強調する。そのような意味から言えば、彼らはちょうどアイドルとアーティストの境界に立っているわけだ。

ジコは「アイドル、アーティストという単語が本来の意味から抜け出し、僕たちだけの用語として使われるようだ。アイドルだからと色眼鏡をかけたり評価を下げされるのは残念だ。歌唱力やラップが優れたメンバー、作曲にチャレンジしやすい環境になって、良い曲を作る子も多いが、力量が遮られてしまう」と説明した。

ジコの話にうなずいていたヨン・ジュンヒョンも話を繋げた。「アイドル、アーティストなどどんなイメージで見られても感謝しますが、定義したくはありません。音楽が上手いと認識されるまで熱心にするだけで、大衆に無理強いすることはできませんから。」(ヨン・ジュンヒョン)

昨年デビュー10周年をむかえた一番年上の兄ジェジュンは、先輩らしく明快な答えを出した。彼は「芸能事務所はスターを育成しようとアイドル歌手をデビューさせ、僕たちは望んだこと」としながら「もしミュージシャンと呼ばれて成功したかったとすれば、このようにデビューするのではなく違った道を選択しなければならなかった。だからひどく残念がる必要はない」と付け加えた。

プロデューシングの力をつけたため、遠い未来にヤン・ヒョンソク、パク・ジニョンのように後輩を育成する夢も見ているのだろうか。ヨン・ジュンヒョンは「会社を導くレコード製作者より、音楽を作ってコンセプトを掴むプロデューサーとしての未来は描けると思う」と話した。ジコも「以下同文」とし、ジェジュンは「もっと年齢を取らないと分からない」と笑った。

インタビューが終わってお腹が空いた彼らは、共に近隣の焼肉店へ向かった。ジェジュンは末っ子のジコが肉を焼くと、「カワイイ後輩だ」という表情を見せながら携帯カメラで写真を撮った。「肉を焼くのが本当に好きなのに、今日はジコにトングを奪い取られましたね。ハハハ。」(ジェジュン)

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