Epik Highと書いて“人生逆転”と読む

5年ぶりだ。彼らが帰ってきた。

様々なトラブルで綴られた苦難の歳月を後にして、ファンたちの前に立ったEpik High。メンバーが走るステージは熱く、ファンたちは楽しくなった。Epik Highはこのように復活した。

今月16日、ソウル市漢南洞(ハンナムドン)ブルースクエア。Epik Highの単独コンサート「PARADE 2014」が開かれた現場だ。今月14日から3日間、正統HIPHOPに飢えたEpik Highマニアたちと再会した彼らは、胸が熱くなるほどの感動と情熱をラップと演奏に込めた。これに対しファンたちも盛大な歓呼と喝采を送って、客席を狂乱のるつぼにした。

今回のコンサートは“Epik Highの魅力は、ステージで真価を発揮する”という称賛が戯れ事ではないという事実を立証した場だった。8thアルバムで音源チャートを席巻したEpik Highだったが、コンサート会場での彼らのパフオーマンスと観客との息は、Epik Highの歌をよく知らない者たちも共に走らせる威力を持っていた。

オープニングから「FLY」「Burj Khalifa」「BORN HATER」「Love Love Love」などの歌は会場を揺れさせるのに十分であり、休みなく走って行く「High Technology」「One」「New Beautiful」などのパレードも、観客を立ち上がらずにはいられなくさせた。

メンバーが座っている観客に「立って欲しい」と話す必要がないほどだ。観客は非常に楽しいEpik Highの歌のビートと彼らのラップ、そしてパフオーマンスに自ずと座席から立ち上がり、公演を思う存分楽しんだ。

それだけでなく、多くの支持を得た8thアルバムの収録曲が流れる時は皆一緒に歌い、メンバーは観客の中に飛び込んでその合唱を全身で感じて観客と共に息をした。一般的な歌番組などでは見られない、Epik Highのコンサートだけの魅力だ。

一方「PARADE 2014」はソウル公演をはじめ、アジアツアーと全国ツアーを共に進行する。今月22日に中国・上海、23日に北京で公演を開催する。

日本では東京や名古屋、大阪など3都市でコンサートを開催する予定だ。今月27日に東京・渋谷WOMB、28日に新宿BLAZE、29日に愛知・名古屋ボトムライン、30日に大阪・shinsaibashi SUNHALL、12月1日に大阪・BIGCATで合計5公演を開催する。