2AM「辛い時はメンバー同士ひとつになった…解散はない」

アイドルが揺らいでいる。

メンバーのチーム脱退で揺れたり、次々と巻き起こる事件や事故で注目される。デビュー6年目を迎えた2AMは、これといったスキャンダルもなく成績にも大きな見劣りはない。もちろん危機の瞬間もあったが、メンバーが一致団結してこれを勝ち抜いたと語った。

2AMは去る2008年7月11日、「この歌」を公開して歌謡界に正式デビュー、いつの間にかデビュー6年目をむかえた。2AMという名で6年を共にできた原動力は何だろうか。

チョ・グオンは「2AMは一代で地位を築いた」と笑って「2AMのようにマネジメントにスケジュールをそのままある通り埋めて欲しいと言うチームもあまりいないだろう。バラエティに出たら、感情がこみ上げて泣いたりもした。『Never let you go〜死んでも離さない〜』で初めて1位になった時も、『これが1位の感覚なんだな』と号泣した」と過ぎた時間を振り返った。チョ・グオンは「辛い時、僕たちは固く一致団結する。アルバムの準備をしながら、常に4人で会話をする。ソロ活動をしても、各自のポジションで活動して最善を尽くし、2AMである時に情熱を注ぐ」と話した。スロン(イム・スロン)は「本当に頑張った。歌、バラエティ、全てした。4人全員寂しければさびしく、4人全員嬉しければ嬉しい。『この歌』の時からそうだった」と語った。

明らかに難しい時期もあった。2AMは「大変な時は『これもまた過ぎ去るだろう』と考えた。ただ大変だった」と笑い話にした。大変な瞬間を持ちこたえることができた最も大きな力はメンバーだった。チャンミンは「辛くなると僕たち4名は集まった。試練が来れば互いに相談でき、共感でき、解決策を導き出す方法がメンバーの中にあった。お互いが歪んで裂けてしまったら解決策を導き出せない。顔を突き合わせられるメンバーがいた」と笑った。末っ子ジヌンが「困難が過ぎ去ると、また良いことがやって来る」と話すと、すぐにスロンは「ずいぶん成長した」と褒めた。

よくアイドルグループは5年目のジンクスがあるという。これを越えて6年目を向かえた2AMは、「数年が過ぎてどうなるか分からないが、チーム解散は絶対無いだろう」と釘をさした。

スロンは「メンバー同士ビールを飲みながら話すが、『ソロ活動をしてもチームをないがしろにしてまでやるのは嫌だ』と語る。良い事もあり良くない事もあったが、結局は僕たちの20代のストーリーを描いた思い出だから裏切りたくない」と話した。

“バラードアイドル”という独特なカラーに対する自信も見せた。メンバーは「2AMはまだユニークだ。2AMはアイドルというタイトルを持ちながらバラードができるチームだ。ダンスを基盤とする後輩アイドルが多いが、バラードを基盤とするアイドルはあまりいないのでユニークだ。2AMを捕まえたいというアイドルは多かったが、今はいないじゃないか」と笑ってプライドを表わした。

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