「THEテティソ」のテティソ、特別な君はアドレナリン

ガールズグループ少女時代のユニットテティソ(テヨン、ティファニー、ソヒョン)が今まで見られなかった一味違う魅力で、ファンたちのアドレナリンをほとばしらせた。

大韓民国最高のガールズグループとして生きていく重圧と共に、彼女たちがどれほど音楽を愛するのかを垣間見られる時間だった。

今月21日に放送されたケーブルチャンネルOnStyle「THE テティソ」には、全て見せられなかったテティソの魅力的な姿を再構成した“ディレクターズカット”が公開された。華やかなステージではなく、飾り気なく率直なテティソを見たいという願いから始まった「THEテティソ」。知人たちも心配したリアリティー番組だったが、テティソは赤裸々に熱情的な素顔そのままを見せてファンたちとコミュニケーションを取った。

製作スタッフは8年目のスランプを情熱で克服しているティファニー、おバカキャラと180度違う姿を行き来する末っ子ソヒョン、唯一人見知りして近付くのが難しかったが誰よりも素直で自然な姿を見せたテヨンの変化を密度濃く表わして、別れの名残惜しさを表した。

さらに製作スタッフは「ひとりでいたくないながらも、ひとりでいたい」というテヨンの複雑な内心を基に、一緒にいる時により一層光るテティソの友情を自然に見せて注目を浴びた。特に目を合わせただけで気持ちが分かる10年目の親友テヨンとティファニーの友情は微笑みをかもし出すほど温かかった。

最後に「THE テティソ」はテティソメンバーが歌手の夢を抱いたきっかけと、彼女たちが考える音楽の意味を明かして番組を終えた。まずテヨンは「私は中学校1年生の時から夢について悩み、歌手になるために実践し始めた。上手にできることが歌しかなかった」として、音楽は自身の全てだと明らかにした。テヨンは「音楽は私の全てだ。歌で始まり、歌で終わる」と答えて自身の職業に愛情を表わした。

ソヒョンは「私は練習する時、常に面白かった」と少女時代になるまでの過程を回想した。彼女は「BoA、Fin.K.L(ピンクル)、SESという先輩たちの姿を見て憧れた。多くの人々に広がる音楽の感性とコミュニケーションの力に憧れて歌手の夢を抱いた。私にとって歌とは人生の楽しみだ。何もしていなくても口をつく。私のそばにいつもあるのが音楽」と語った。

両親の反対を押し切り、無謀にも韓国へ来たティファニー。彼女は「あきらめたとしても、自ら経験したかった。2年半の間、家に帰らなかった。あきらめたくなったり、韓国に戻りたくなくなるかと思って…。あんな風に韓国へ来たのが申し訳ない。それでも時々迷ったが、気持ちを強くもち続け、今この場にいる」と笑って話した。

それと共にティファニーは「私にとって音楽はセラピーだ。私がクリスティーナ・アギレラの歌でオーディションを受けたが、この前歌ったら涙が出た。『私がこんな気持ちだったのか』って。あの音楽で慰められてここまできた。私が誰かに、またそのような役割を果たせるという事が幸せで、感謝している」と明かした。

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