SOL、どんな称賛も惜しくない

SOL(テヤン)が今月12日午後、ソウル市松坡区(ソンパグ)芳夷洞(バンイドン)オリンピック公園のオリンピックホールで、4年ぶりに単独コンサート「2014 TAEYANG CONCERT RISE」を開催した。

今月10日から3日間続いた今回の公演には、合計約1万2,000人のファンが訪れて公演会場をいっぱいに満たした。実際に公演会場は美しい黄金の光の波で埋め尽くされ、熱い雰囲気に包まれた。そしてこのような熱狂的な応援の中心にはSOLがいた。今までBIGBANG(ビッグバン)のSOL、あるいはソロ歌手SOLとして様々な活動をしてきた彼だが、今年はそれこそ“全盛期”だ。

今回のコンサートは2010年以降、4年ぶりに開くSOLの3回目の単独公演。6月に2ndアルバム『RISE』を発表し、ソロアーティストとしてより一層成長した姿を見せた。彼はこの単独コンサートにその成長をそっくり表わした。そして彼の成長を見せるのに、今回の公演は非常に成功的で見事だった。“真心”という単語が似合うSOLには、今回の公演でも音楽とステージへのSOLの真剣さを十分に伝えることができた。

SOLは公演開始から幕を閉じるその時まで、休まずステージを走った。パワフルで華やかなパフオーマンスを消化しながらも、彼のライブの実力はブレることがなかった。時にはキーボードの演奏と共にやわらかい音色の甘美な音楽がファンに伝えられた。ソロ曲はもちろんBIGBANGの曲まで様々な魅力のステージを整えた。3日目の公演、最終日だがSOLの喉の状態は、いつも以上に良く感じるほど、1度も失敗することなく立派なステージが続いたのだ。

2時間終始、単独で歌を歌ってステージを満たすのは容易ではないが、広いステージを行き来して、時には観客の声援に応えるために2階の客席にサプライズで登場して盛り上げた。SOLは単純にステージの上に上がるのではなく、上がったステージをいつも最高にするために努力する姿が見えたため、より一層感動的な公演だった。どれほど熱心に準備し、心から喜んでステージに立つということはどういうことなのかを見せる姿に、拍手が出た。所属事務所の仲間が口を揃えて「誠実だ」と褒める理由、SOLの公演を見ればそれ以上の姿を感じることができた。

身長を尋ねる男性客に「ご覧のとおり僕の背は小さい。からかっても構わないが、僕はかえって小さいのがカッコよくて僕にぴったり合っていると思う。見えないくらいあまりにも大きな情熱と夢を持っているので、僕が持って生まれたこの身長は全く問題にならない」と堂々と話すSOL。一言一言に彼の真心が、そして情熱と夢が含まれていることが感じられたためさらに胸を打った。

称賛するしかなかったSOLの単独コンサート。ファンたちに自身がどんな考えを持っているのか見せたくて1から10まで直接参加して作った公演なだけに、今回のコンサートはSOL(=太陽)の名のようにいつの時よりも熱く美しかった。

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