イ・ビョンホン事件、知られざる5日間。

イ・ビョンホンは1970年に生まれた。イ・ジヨンは1990年生まれ。ダヒは1994年生まれである。

イ・ビョンホンは、イ・ジヨンの母(68年生まれ)より2歳若く、ダヒの母親(70年生まれ)とは同い年である。イ・ビョンホンは、そのようなイ・ジヨンを相手にメッセージを送った。イ・ビョンホン側は、「誤解するようなこと自体がなかった」と否認したが、相手はイ・ビョンホンより20歳年下の女性だ。

ソウル中央地裁館523号法廷で開かれた結審公判。「被告人は、最初から被害者(イ・ビョンホン)を金銭の恐喝の対象として見て謀議して恐喝犯行(暴力行為など処罰法上の共同恐喝容疑)を犯した。未遂に終わりはしたが罪質が悪いため懲役3年を求刑します」(検査)

イ・ジヨンなどがイ・ビョンホンを相手に脅迫を試みたのは事実である。自らも認めた部分である。しかし、彼女らの犯行動機や過程などは、メディアで知られているものと異なる部分が多い。「Dispatch(韓国の芸能専門のニュースサイト)は、今回の事件を間近で見守った人々に会った。そして解明を聞いた。イ・ビョンホンを中心とした報道の中で、彼らの主張を聞いてみる必要はあった。イ・ビョンホン事件、知られざる5日間をまとめた。

■7月1日:イ・ビョンホンとイ・ジヨンは、計5回会った。7月1日は2人が最初の縁を結んだ日。イ・ビョンホンは、遊興業店を営むソク某氏からジヨンとダヒを紹介された。

①罰ゲーム=レストラン密室で酒を飲む「アップダウン」というカードゲームを開始。罰則はお酒を飲むこと。

②イ・ビョンホンの好感=イ・ビョンホンがイ・ジヨンとダヒの席を変えるように要求。ジヨンに性的な冗談を投球。趣味を尋ねるなど関心を表す。イ・ジヨンが罰則にあたると代理を務めた。

③番号確保=イ・ビョンホンが先に携帯電話の番号を聞く。イ・ジヨンは「携帯電話は料金を未払いしているので使えない」と拒絶。何度も聞いてくるため最終的にはSNSメッセンジャーのIDを交換。

④サポートの提供=イ・ビョンホンが「携帯電話の未納料金1年分をあげる。そうすればすぐに電話できるか」と聞く。「お金に困っているのであれば、僕が助けてあげる」と提案。

□Why:③に対するイ・ジヨン側の解明「携帯料金が未納というのは言い訳だった。番号を教えることは気が進まなかった。だから、電話が使えないと嘘をついた」という主張である。実際、イ・ジヨンの携帯料金は両親が納付している。携帯料金の未納ということはなかった。②と④の部分は、激しく食い違う。イ・ビョンホン側は性的な冗談はなかったと継続的に主張している。

■7月3日:イ・ビョンホンとイ・ジヨン、ダヒの2回目の出会い。イ・ビョンホンが初めてイ・ジヨンの家に訪れた日である。ダヒによって問題の動画が撮影された日でもある。

①プレゼント=イ・ビョンホンがワインとVegaPhoneを持って訪問。ダヒは30分ほど遅れて合流。ジヨンにVegaPhoneと携帯料金の150万ウオンをプレゼント。

②スキンシップ=再び始まったカードゲーム。ジヨンにスキンシップを試みる。一例として、ジヨンがゲームに負けると代理を務め、願いに「キス」を要求。3〜4回繰り返した。

③動画=ダヒはイ・ビョンホンとの対話を撮影。メッセージを送信するふりをしながら向かいに座るイ・ビョンホンの姿を録画。イ・ビョンホンは、引き続き性的な冗談と質問を投球。当時イ・ジヨンはコンビニに行っていた。

□Why:①は、イ・ジヨンが初めて受け取った贈り物。イ・ビョンホンは、VegaPhoneと一緒に1年分の通信費150万ウオンを一緒に与えた。しかしイ・ジヨンは、現金はその場で返した。

③の動画はダヒが撮影したものである。韓流スターの訪問を証明する「記念ショット」レベルである。だが、イ・ビョンホンの質問が度を超えていた。性的な質問が圧倒的に多かった。もしイ・ビョンホンが普通の会話をしていたならば、恐れ(?)なくてもいい映像である。

→イ・ビョンホンとイ・ジヨンのSNS再現

イ・ビョンホンは、最初の出会いで趣味を尋ねた。イ・ジヨンが「料理」と答えると、自分を招待してくれと言った。次はイ・ジヨンの家に行く前にお互いにやりとりした会話の内容である。

1>会う前

イ・ビョンホン:夕食のメニューは何?/イ・ジヨン:何が好きですか?/イ・ビョンホン:君

2>会う前

イ・ビョンホン:僕たちは明日ロマンチックな雰囲気?/イ・ジヨン:どうでしょう…まだ撮影中ですか?/イ・ビョンホン:なんでダメなんだ?君には選択権があっていいな。