“INFINITE→俳優”イ・ホウォン、脱退後初めての歩みがミュージカルの理由

アイドルグループINFINITE脱退後に一人立ちを始めたイ・ホウォンが、ミュージカルで本格的な活動に拍車を加える。俳優として人生の第2幕を開いたイ・ホウォンは、なぜ脱退後初めの一歩でドラマや映画でもないミュージカルを選んだのだろうか。
最近ミュージカル『砂時計』の製作発表会に参加したイ・ホウォンは、INFINITE脱退後初めての公式席上に姿を表わしたからか、とても緊張した姿だった。
『砂時計』は1995年放送当時、最高視聴率64.5%を記録した国民的ドラマ『砂時計』を舞台化した作品。イ・ホウォンは原作で俳優イ・ジョンジェが演じたユン・ヘリン(コ・ヒョンジョン)の用心棒ペク・ジェヒ役で舞台に上がって熱演を広げる予定だ。
この日イ・ホウォンは「ミュージカルというジャンルはいつも挑戦してみたかったが、このように良い機会に出会えてとても嬉しい。練習する先輩を見て、多くの事を感じて学んでいる」としながら「学ぶ姿勢で総てのことを熱心に臨む」と初めてのミュージカル挑戦に出た感想を明らかにした。
先立ってイ・ホウォンは2012年tvNドラマ『応答せよ1997』でカン・ジュンヒ役を担って演技に挑戦したことがある。劇中の男友達ユン・ユンジェ(ソ・イングク)に友情ではなくそれ以上の感情を抱くことになる多少難しい感情を安定した演技力で描き出した。
その後も彼はSBSドラマ『仮面』と『超人家族2017』に出演して役者としての歩みを継続した。最近放映が終了したMBCドラマ『自己発光オフィス』では、ホヤではなくイ・ホウォンという名で本格的な俳優としての歩みを見せた。
ドラマを通じて安定した演技を見せた彼が、脱退後初めて一歩でミュージカルに挑戦したのは、多少いぶかしさを感じさせた。
これに対してイ・ホウォンは「歌手活動時は3~4分程度、カメラの前で演技をする時も数分程度の姿を見せた。それでステージで長い呼吸で演技をしたいという望みをいつも持っていた」としながら演技に対する熱い情熱を表わした。
ミュージカル『砂時計』の製作会社によれば、イ・ホウォンは舞台を通じてファンたちと近くで呼吸したいという気持ちが強かった。観客の反応を肌で感じるミュージカルで演技経験を積むのと共に、自身を待ったファンたちに近付くための決定だった。
苦心の末に脱退という決定を下した後、夢に向かって一歩踏み出したイ・ホウォンが今回の作品を通じて俳優としての真価を表わすことを期待する。