BTOB、「春に合わせて爽やかな歌で戻りました」

「“信じて聴く”BTOB、“信じて観る”BTOBという言葉を聞きたい」
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男性アイドルグループBTOBが春風に乗って8thミニアルバム『Remember That』を発表してカムバックした。
アルバム発売当日、ソウル市江南区新寺洞(シンサドン)の某カフェでラウンドインタビューを行ったBTOBは「歌手として新しい音楽をお聴かせできるのは幸せで楽しいこと」としながら「熱心に活動して暖かな春を届けて差し上げたい」と感想を伝えた。

アルバムのタイトル曲「春の日の記憶」は愛した恋人と過ぎた日を儚く思い起こさせるバラード曲だ。

「初めにバラードで成功的な反応が出てきたので、次回準備する時もバラードにしようという意見がありました。僕たちが最も自信がある部分も特色のあるボーカルです。位置づけを強固なものにするのに役立ちそうだったんです。収録曲の中で良かった曲と季節感を突き詰めて似合う曲を選びました。」(ミンヒョク)

「僕はバラードだから愛されたというより、タイトル曲に良い歌として人気を得たと考えます。いつでもダンス曲で活動する準備もできています。様々な姿をお見せしようと努力しています。」(イルフン)

2012年3月、有名歌謡企画会社CUBEエンターテインメントの新人グループとしてデビューしたBTOBは、もう堂々としている5年目の歌手でK-POP界を代表するアイドルスターとして位置づけた。
ヒョンシクは「4周年になった春にカムバックをして意味深い。以前より関心を持って下さる方々が多くてプレッシャーもある。ますます素敵な姿を見せねばならないとよく考えている」と打ち明けた。

BTOBはファンに対する愛情も隠さなかった。ウングァンは「元々1位に対する欲はなかったが、ファンがとても喜んで涙を流すのを見て1位にもっとなるべきだという気がした。Melody(BTOBファンクラブ)に喜びのプレゼントをたくさん差し上げたい」と願いを伝えた。

BTOBは先月26日と27日の両日間、ソウル市蚕室(チャムシル)室内体育館でアンコールコンサート「Born To Beat Time」を開いて約1万4000人のファンと会った。この席でメンバーは新曲を先行公開して話題になっていた。
チャンソプは「ステージの上で僕たちの歌をファンにお聴かせできること自体がBTOBにとっては“ヒーリング”。Melodyのおかげで本当にとても癒されている」と満足さを表わした。

デビュー当初BTOBが大衆的な認知度を上げるには、様々なドラマとバラエティ番組で活躍したソンジェの役割が大きかった。『恋するジェネレーション』と『アチアラの秘密』で主演級の俳優として、「私たち結婚しました」ではRed Velvetのチョアと仮想夫婦で出演して顔を広めた。

ソンジェは「ソロ活動はチームがうまくいくためにすること。チームのためにすることだからソロ活動をすればプレッシャーは大きいが、それだけ責任感も大きくて熱心にするほかない。それは他の(BTOB)兄さんたちも同じことだろう」と語った。
メンバー全員がチームを最優先に考えているからこそ信頼も厚いと話した。

イルフンは「本当にたくさん話を交わす。一緒にいる時間が幸せだと考えるので、自然にワクワクする」とした。ソンジェも「一番嬉しくて大変な時に一緒にいた人たち」と格別な友情を表わした。

メンバーは時間が流れて経験が積もり、自ら成熟していることを目撃したと口をそろえた。
イルフンは「デビュー当時は何も分からなかったし、学ばなければならないことが山積みだった。まだ学ぶことが多いが、アマチュアからプロに姿が変わって内面も成熟した」と語った。

ウングァンは「収録曲『So Pretty』はデビューして間もない頃すでにレコーディングを全て終えた曲」としながら「あの時の声を聴けば、今より若々しい印象を受ける。あの感じを生かすためにわざわざ再びレコーディングをしないメンバーもいる」と打ち明けた。

BTOBは音楽的により一層成熟した姿を大衆にアピールしたいと語った。今回のアルバムをきっかけに“アイドル”に対する先入観を抜け出して、アーティストとして、ミュージシャンとして実力を認められたいという気持ちからだ。
ヒョンシクは「“信じて聴く”BTOB、“信じて観る”BTOBという言葉を聞きたい」と明らかにした。

「他のアイドルも同じだが、“アイドル”という名前のせいで音楽的に遮られる部分もあるようだ。僕たちはこれを破ろうと努力している。アルバムがリリースされたら“全曲フル再生”してずっと聴きたい歌手になれるように、BTOBが成長していったら嬉しい。」(ウングァン)