BEAST、「成熟した、大人っぽい姿を見せたくて」

「『YeY』は最初ボーカルが無い曲だった」
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7年目のBEASTが熟した余裕のある新しい姿を見せている。BEASTは先月27日、ニューアルバム『Ordinary』を発表した。BEASTは先行公開曲「仕事に行かなきゃ」で音源チャート1位、歌番組1位を記録するのはもちろんタイトル曲「YeY」も音源チャートをさらって“BEAST パワー”を披露した。
ユン・ドゥジュンは「10ヶ月ぶりにカムバックして面白い。久しぶりにテレビ局に来たが新鮮だ。楽しく活動している。ここが会社員という事ではないだろうか。歌手は歌番組が職場だが、慣れていながらも常に新鮮だ」とカムバックの感想を伝えた。

BEASTのタイトル曲「YeY」はエレクトロニックポップダンス曲で、ヨン・ジュンヒョンが所属する作曲チームGood Lifeが作詞作曲した。愛に傷ついた者たちに代わって楽しく泣くBEASTのエネルギーいっぱいのギャップあるダンス曲だ。今やBEASTの堂々とした専門担当プロデューサーとして足跡を残しているヨン・ジュンヒョンは「YeY」に関し「常にそうだったように、ヨソプは時間が出来る度に作業室へ遊びに来て作業したものを聴いて、コーヒーも一杯飲みながら話をたくさん交わす。最大限僕たちが持つ叙情的な感性と夏にかかせない歌を作ろうとたくさんの配合を行った」と作曲背景を明らかにした。
ヨン・ジュンヒョンの作業室に最もよく遊びに行くというヤン・ヨソプは、「YeY」を初めて聴いた時どうだったのだろうか。ヤン・ヨソプは「初めに『YeY』を聴いた時は演奏曲だった。その演奏曲にメロディをつければ良くなるだろうという話に初めは疑問を抱いていたが、聴いてみると良かった」と話した。ヨン・ジュンヒョンは「『YeY』は本来、声やボーカルがないエレクトロニックトラックで、ボーカルが入らなくてもかまわない感じだった。初めは新しいソースと装備をグレードアップしたので、サウンド実験をしようと作った曲だった。使おうと作った歌ではなくサウンドが良くて確認するために作った曲だが、作ってから後ほど聴いてみると一度やってみたら面白ように見えたのでボーカルが入るように編曲した」と話した。

「YeY」にはプロデューサーヨン・ジュンヒョンの新しい試みが収められた。ヨン・ジュンヒョンはBEASTのアルバムごとに成長を繰り返した。「Shadow」「Good Luck」「12時30分」「YeY」に至るまで、ジャンルとサウンドが全て違い、BEASTだけの叙情性を生かした曲だ。BEASTを誰よりよく理解するプロデューサーだからこそ可能な結果だった。変わりはないが、絶えず変化しようとする努力が伺える。ヨン・ジュンヒョンは「最大限多くの事を試みてみようとたくさん努力する。評価はお聴きになる方々がするでしょうが、本当にたくさん気を遣う方なのでサウンドをたくさん入れた」と伝えた。
どんなパフォーマンスでも難易度の上下を問い詰めるよりも楽しもうとする意志が伺えた。ヤン・ヨソプは「年を取ったみたい」だと笑った後「最近若い方々も多いが、その方に比較すれば体力が不足すると思う」と謙遜した。7年目の余裕を出し、「YeY」で披露する新しい試みの中でBEASTの丈夫な内面充実が見えた。BEASTもおとなになった姿でずっと努力すると伝えた。成熟した男たちの覚悟だった。